フランスのコルシカ島で、世にも珍しい動物が発見されました
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外見はかなり猫に近いですが、発達した犬歯や短いヒゲ、大きく平たい耳に縞模様のしっぽなど、変わった点も多く…
何より通常の猫の全長が平均46cmほどであるのに対し、その全長は90cmと、およそ2倍もあります。
一連の特徴から「キツネネコ(Cat-Fox)」と呼ばれるこの生物は…
コルシカ島で暮らしていた羊飼いの間で、昔から空想上の存在として語り継がれていたそうです。
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国立狩猟・野生動物事務局の主任環境技術者を務めるピエール・ベンデッティさんも、興奮を隠せません。
これはすばらしい発見です。
彼らは元々自然界に生息していた種だと思われますが、極めて人目につきにくく、かつ夜行性だったために…
「いる」とされていたものの、それが科学的に認められていたわけではありませんでした。
現在、コルシカ島内では16頭ほどが生息していると推測されており、数年以内には公的に認知され、保護される見込みなのだそう。
未だ謎だらけの「キツネネコ」。
研究が進めば、更に驚くべき生態が明らかになるかもしれませんね。
(参照:Bored Panda)