「たくさんの猫に囲まれて、ソファでゆったりと過ごす…」
猫好きにとっては夢のような光景ですが、雑貨店のオーナーであるライアン・キーナンさんにとっては想像もできないことでした
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物語は数年前、保護団体Safe Haven Pet Sanctuaryがお店の隣に引っ越してきたことから始まります。
30匹もの猫のお世話に追われる施設の職員を目にした彼は、夜間子猫のお世話をしたり、何匹かの猫を自分のお店で預かったりと、手助けをすることにしました
猫のことはほとんど知らず、「カメレオンみたいに色が変わるの?」なんて訊いてきたくらいですから(笑)
しかし、ライアンさんはすぐに猫の魅力に取り憑かれてしまいました。
お店で働いている時以外はほとんど施設の手伝いをして過ごします。
もちろん猫たちも彼のことが大好き。
彼が施設に入ってくると、みんなすぐに走り寄って思い思いに甘えるのだとか。
そして…
去年の初め頃、後に大親友となる10歳の猫・ボタンが施設にやって来ました。
ボタンは飼い主が病院に入院している間、ずっと一人ぼっちでその帰りを待ちわびていましたが…
結局その飼い主が老人ホームに引っ越すこととなったため、彼の家族によって仕方なく施設に連れてこられたといいます。
長い間孤独だったため、人を恐れるようになってしまったボタン。
しかし、ライアンさんの溢れる愛情と忍耐強さに少しずつ心を開いていき…
時間はかかりましたが、用心深く臆病な性格から、優しくて自信に満ちた猫へと変貌を遂げました。
2人はいつも駐車場のあたりを散歩しに出かけます。
ボタンにとっては、この「大冒険」が楽しくてたまらないようです(*´艸`*)
ライアンさんは時折、自身のお店にも彼を招きます。
お手伝いを頑張る姿は、まるで小さなアシスタント!
どこにでも付いてきて一日中甘えて話しかけてくれます。
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施設に来た時の緊張した面持ちはどこへやら…ライアンさんに抱きしめられて、至福の表情ですね。
ふとしたきっかけで出会った、最高の友。
これからも彼らは、ともにたくさんの幸せを見つけていくことでしょう(*´▽`*)