米カリフォルニア州サンフランシスコのアニマルシェルターに、生後わずか5日の子猫たちが連れて来られました。
まだ幼い2匹の兄弟・ブレイズとグローリーは、人の手による保護を必要としており…
保護団体を経由して、里親のジョイスさんに預けられます。
ブレイズとグローリーはとても強い絆で結ばれており、いつも寄り添い合っていました。
しかし…ジョイスさんは、2匹の「ある違い」に気が付きます。
彼らを引き取った最初の日には、もう差がついていましたね。
元気いっぱいで食欲旺盛なブレイズとは対照的に、グローリーはご飯を食べることにも苦労しているようでした。
そして、ジョイスさんたちが全力を尽くしたにもかかわらず…
まもなくグローリーは、そのまま息を引き取ってしまいます。
家族との別れ
たった1匹の家族を失ったブレイズの悲しみを和らげるため…
ジョイスさんたちは、彼を独りぼっちにすることがないように代わる代わる愛情を注いであげました。
肩の上でお昼寝したり胸板に顔を埋めたり、とにかく人間の保護者に甘え尽くしたブレイズ。
たくさんの愛情を注がれながら、少しずつ心の傷を癒していきます。
それから1週間のうちに、彼は体重を3オンス(約85グラム)も増やしました。
大きくなるにつれて、ブレイズは冒険好きな性格を開花させます。
年上の犬にもまったく物怖じせず…
犬用のベッドによじ登って、その場でくつろいでしまうのだとか(笑)
どうやら、心身ともすっかり元気に育ったようです(*´∀`*)
関連:【子猫】偶然お店で出会った寂しそうな子猫。慰めるつもりで抱っこしてみたら…どうやっても、離れてくれなくなった!
幸せな未来
その後もブレイズは、屋内での生活にどんどんと適応していき…
やがて、素敵な家庭に飼い猫として引き取られていきました。
悲しい思い出を乗り越え…
亡くなったグローリーの分も幸せに暮らしていってくれるよう、心から願います。