ロシア語で、赤褐色あるいは赤毛という意味の名前を持つ猫・リジク。
厳しい冬の寒さで知られるシベリア・トムスクに住む彼は、前後4足全てを凍傷によって失ってしまいました。
しかし、リジクの飼い主さんは諦めません。
「どうにかして、もう一度歩かせてあげたい」
そんな想いから
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なんと、「義足」の制作を決心します。
彼は、リジクをノボシビルスクの義足専門の病院に連れて行くことに。
そして医師がトモグラフィーと3Dモデリングを利用し…
リジクの足にぴったりな義足を制作することに成功しました(´∀`=)
担当したセルゲイ・ゴルシュコフ医師は、「4本全てを義足にする手術を受けた子猫は、間違いなくリジクが世界で初めてだ」と語っています。
関連:愛車のワイパーに挟んであった手紙。内容を読んだら…優しい!!
義足はチタンで制作されているそう。足先もちゃんと猫の指の形です。
横から見るとこのような形。小さくて可愛らしいですね。
なお、骨や皮に接触する部分は柔らかいスポンジ状になっているのだとか。
構造的に、周囲の生体組織が成長するのを妨げる恐れはありません。
リジクも違和感なくつけられている様子で、非常に満足げ。
階段の上り下りもお手のものです(*^ω^*)
安定して歩いたり走ったりすることはまだできませんが…
専門家たちによると、それも一時的なもので時間をかけて慣れれば問題なくなるだろうとのこと。
リジクが踏み出した1歩は、同じ悩みを抱えていた猫たちや飼い主たちにとっても、大きな1歩となったかもしれませんね。
(参照:boredpanda)