オーストラリアの南東部の街メルボルンで、ある日右足に酷い怪我を負った子猫が保護されました。
健康状態もかなり悪く、すぐにも獣医の助けが必要です。
人をひどく恐れているようで、隙を見て何度も逃げようとしていました。
残念ながら、負傷した足はもう助からない。
そう判断した医師たちは、苦渋の思いで手術に当たります
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3本の足で生きていくこととなった猫。
命に別状がなかったことだけが、救いでした。
すると、その後…
彼女に予期せぬ変化が表れ始めます。
まるで、全く別の子猫に生まれ変わったようでした。
まだ少しシャイですが、抱き上げられて撫でられても平気になりました。
甘えて喉をゴロゴロと鳴らしてくれることさえあるのです!
状態も安定したため病院を退院し、今後は継続的に適切なケアを受け続けるべく、保護団体Chaltenham Cat Rescueの元で回復に努めることが決まりました。
ピンクと名付けられた彼女は、さらに預かりボランティアの元で健康を取り戻していきます。
とても自信に満ち溢れた子猫です。
好奇心も旺盛で、人がしていることすべてに興味があるんです。
遊ぶのが大好きなピンクは、3本の足で他の猫に負けず劣らず身軽に動き回るそう。
自分の障害なんて少しも気にしていない様子です。
初めは人を恐れていた彼女も、今ではすっかり甘えん坊になりました。
寝る時間には近くにすり寄ってきて、ベストな居場所を見つけて寝っ転がります。
とっても素敵な湯たんぽですね(笑)
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次の大きなステップは、一生を共にする新しい家族探し。
人懐っこくて、誠実で、やんちゃで、ちょっぴりクレイジーで…。
つまり彼女はいつでも全力で、精一杯生きているんです。
愛らしくてまっすぐな性格のピンクに、素晴らしい未来が訪れることを祈っています。
(参照:LoveMeow)