日本の英語教育では、『Please~=「どうか〜してください」といった意味を持つ丁寧な表現』と教わりますが…
アメリカ在住のMr. ベイエリア (@csstudyabroad)さんによると、ネイティブの用法においては、かなりニュアンスが異なるそうです。
日本人と英語とやりとりしててたまに"Please(命令形)"という文章を見るのだけれども、これ「今すぐに〜しないとお前は不思議な力で死ぬことになる」くらいのニュアンスで全然丁寧ではないので、「Could you 〜」と聞くようにした方が良いと思う。少なくとも自分は絶対に使わない。
— (@csstudyabroad) 2016年10月6日
そんなに!?(((゚Д゚;)))
このおぐにゃんさんの呟きを受けて、他のTwitterユーザーからも多数のコメントが寄せられています。
●早くしろ! 的な命令形になっちゃう
@IRIS_tamago
確かにPleaseはだめ押しする時にしか使わないことが多いですね。
Could you help me out? (間を開けて) Please?(強く)
的な使い方はよくします。
意味:ね、手伝って。(間)早く手伝えよ!— チェスター (@kid_seraph) 2016年10月7日
●Could you please〜は?
大丈夫だと思うのですが、丁寧すぎてプレッシャーを感じる人ももしかするといるかもしれません。自分の指導教官(デンマーク人)は「今すぐにやれ」というニュアンスの時だけ、強調するためにpleaseを使う人でした。
— Mr. ベイエリア (@csstudyabroad) 2016年10月6日
●丁寧語の段階
would'nt you 〜
would you 〜
could'nt you 〜
could you 〜
can you 〜
can't you 〜
で、丁寧さが下がるらしいw
最後は、できねーのかよ、バーカくらい?wwww https://t.co/1voWJJEw90— ビビ@tiamat鯖 (@asahi_kaori) 2016年10月7日
実際に、「Please」を使って失敗したという方も!
@luckynosu 泊まりにきた英国人に、どうぞお風呂にお入り下さい、どうぞお召し上がりください、という感覚でplease 使って話してたら、貴女はなぜいつも命令するのかって不機嫌そうに言われたって実話がある ^^;
気を付けましょう— 優 (@mariepichiko) 2016年10月7日
また、使う国や場面などによって、伝わり方が変わってくるという意見もありました。
確かにそうなんだけど、前後に何が来るかでだいぶ印象が変わる。メールでもトークでも。店とか行ってPlease付けて言わないと店員は無視するときも有るしオーストラリアはPlease付けないと店員がいちいち「please」は?ってキレるhttps://t.co/HwPIgpeSRv
— Toshiki (@Toshiki_S) 2016年10月7日
おぐにゃんさんがおっしゃる通り、「Please」は日本人が思っているほどカジュアルな言葉ではない模様。
特に客人や目上の人と話す際は、避けたほうが無難なようですね。
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ネットの反応
●真面目に授業受けてなかったおかげか、Could you~はちょっと記憶にございませんねぇ…
●なんと!最近送ってしまったw 気をつけます
●確かにPleaseはだめ押しする時にしか使わないことが多いですね
ぜひとも頭に入れておきたい、ためになるアドバイスでした!