学校における「いじめ」をなくすために、どのような取り組みを行っていくべきか。
2016年の終わり、沙倉 (@sousaku_cherry)さんは道徳の授業やホームルームなどでの話し合いに加えて、さらにこんなことを教えたら良いのではないかとツイートしました。
いじめよくないとか道徳の授業するより、「わざと怪我をさせられたら病院で診断書を貰いましょう」「やられたことを日記につけておくと後々有用な証拠になります」「過去にこんないじめをした生徒が懲役◯年に処されています」みたいな講座したほうがいじめる側にも抑止力として働きそうな気がする
— 沙倉 (@sousaku_cherry) 2016年11月16日
いじめが教室の枠を超えた大きな問題になりうることを伝える必要がある。
加害者に罪の重さを理解させつつ、被害者に対して”具体的かつ効果的な対処法”を示すべき、というわけですね。
子供に法律持ち出すなんてって言う人もいるだろうけど、子供ほどまだ世界が狭いから、周囲に丸め込まれると「自分が悪いんじゃないか」って簡単に思いつめてしまう。そういうときのために「あなたを守るための法律があるんだよ」ってひとつの客観的判断基準を教えてあげることは一定価値があると思う
— 沙倉 (@sousaku_cherry) 2016年11月19日
前提として道徳教育は必要だと思う。ただ「心の問題」だけで終わらせてしまうと、犯罪だという認識のないまま軽い気持ちでのいじめは無くならない。「いじめは犯罪だからダメなんだ」という認識は必ずしも正解ではないけど、それで加害者と被害者が少しでも減るならいいんじゃないかな
— 沙倉 (@sousaku_cherry) 2016年11月19日
この意見には、多くのユーザーから共感の声が寄せられています。
明らかにこういう効果的な指導方法があっても取り入れられないのは何故か?って考えると、やっぱり"いじめ"を"道徳"で解決することで"教材"にしたいみたいな思惑を感じてしまうんだよな。 https://t.co/6bD0bGGEb7
— プリマス@金魚難し㌠ (@Plymouth760) 2016年11月17日
犯罪として扱うべき事柄もあるよね。
「学校」という組織を通すと、急にうやむやになったりする。https://t.co/RpuZNMS78v— つる (@tsuru0820) 2016年11月16日
@sousaku_cherry @katsumin8666925 個人的には賛成!しかし法律関係の人の話によると、具体的な対応法をおおっぴらに教えると加害側もさらにその裏をかくのだそうな。だから教えたくても教えられないとか。闇が深い話です…。
— 穂波 (@honami0205) 2016年11月17日
有効な方法ではあれど、実施には難題が残る。
だからこそ…大人たちが今後も絶えず、適切な派生案や代案を模索していかなければなりません。
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ネットの反応
●なるほど、そうですね。加害者側も、被害者側も、周囲の大人も、これは悪ふざけではなく犯罪なのだという認識が必要ですね
●生徒に話をするなら、心の授業系カウンセラーより弁護士だわな
●「数十年後に報復を受ける」と教えるのも効果的です
今一度、多くの人に届いてほしい呟きでした。