メリッサ・サージェント・ルイスさんが、勤務先の小学校に車で向かっていたときのこと。
しばらく走っていると…路上に何かが落ちているのを発見しました。
それは、黒いゴミ袋。
そのまま通り過ぎようとしたとき、彼女は、”ある異変”に気が付きます。
袋が、「動いている」のです。
「中に生き物がいる」と確信したルイスさんは、車から出てゴミ袋に近づきます。
口が固く閉じられていたため、慎重に角を破き、中をのぞくと…
そこには明るい日差しを目にし、嬉しそうに尻尾を振る1匹の子犬がいました。
犬は首輪をしていましたが、飼い主に関する情報はわかりません。
そのまま放置することなどできるはずがなく、一旦家に帰るわけにもいかなかったので、ルイスさんは子犬を膝の上に置き、学校へと向かいました。
車中に置いていけないので、やむをえず一緒に校内へ。
突然犬を連れて出勤した彼女に校長は驚いていたものの、事情を説明し、その後息子さんに引き取りに来てもらったそうです。
病院で診察してもらうと、幸い何も異常は見つからなかったため、予防注射のみ受けさせることになりました。
飼い主に捨てられたのか、連れ去った誰かが放置したのかは分かりませんが、いずれにせよ、人間の手によって子犬が殺されかけていたことは明らか。
ルイスさんは大変憤慨しながら語ります。
動物をゴミ袋に入れて道路脇に捨てるなんて、本当に冷酷な人が悪意を持ってやったとしか考えられないわ。
その後、ルイスさんは彼を「へフティ」と名付け…
新たな家族として迎え入れることに決めました。
Malissa Sergent Lewisさんの投稿 2016年8月25日木曜日
あのまま誰にも気付いてもらえなかったら、ヘフティは命を落としていたことでしょう。
心無い行為に言葉を失うとともに…
彼が優しいルイスさんのもと、永遠に幸せな日々を送れるよう願うばかりです。