匿名掲示板に、とあるユーザーが「体罰問題」をめぐって、こんなエピソードを投稿しました。
●ユーザーID:6CL.bq.a5
体罰は犯罪、体罰をした大人は逮捕って風潮にヘドが出る。
中1の息子たちがお世話になってる学習塾の先生が、Aくんを怒る際に暴行して辞めさせられてしまった。
これだけ聞くとすぐみんな体罰したなら当然だ、と言うんだけど…
そこに至った経緯はこう。
[2019/03/11(月)13:45:00]
●ユーザーID:6CL.bq.a5
先生は「そのイタズラは洒落になれないから止めなさい」と注意。
だけどAくんは止めず、どんどんカッターの刃を入れていく。
先生は「やめなさい、ちゃんと刃を取り除いて」と注意。
そのときに消しゴムの持ち主が戻ってきた。
Aくんは、その子に「消しゴム借りたから返すわ」と、カッターの刃の入った消しゴムを投げつけようとした。
[2019/03/11(月)13:45:00]
ゾッとする瞬間。
先生は、とっさに手を伸ばします。
●ユーザーID:6CL.bq.a5
渡せと言っても消しゴムを手放さないAくんの手をねじりあげて、消しゴムを取り上げようとした。
先生は声を荒げて怒鳴りつけた。
とはいっても、その内容は息子たちいわく…
「他人に怪我させたらどうすんだ! やったらアカンことは絶対やるな! 離しなさい!」
みたいな感じだったそう。
このときAくんが消しゴムを握り込んでしまい、掌に多数の切り傷。
さらに手をねじりあげられたときに机に腰をぶつけたとかで、打ち身ができた。
切り傷の処置も、先生がきちんと行った。
しかし、Aくんの母はこれを息子への暴行と体罰として問題にした。
[2019/03/11(月)13:45:00]
投稿主の双子の息子さんたち、そしてその友人たちが、一連の出来事をすべて目撃していました。
誰もが「先生は悪くない」と言い、消しゴムを投げつけられそうになった子どもの親御さんも感謝していたといいますが…
それでも責任を負う形で、彼女は退職してしまったそうです。
投稿主は、最近の社会の風潮も踏まえた上で、改めて疑問を呈します。
●ユーザーID:6CL.bq.a5
もしこの先生が止めなくて、Aくんが消しゴムを投げていたら。
もし投げつけられた子が、カッターのことを知らないばかりに消しゴムを握り込んでいたら。
もしコントロールが悪く、他の子に消しゴムが飛んで行ってたら。
そんな危険を未然に防ぐ行為も体罰や暴行にあたるのか。
私だってそんな消しゴムを我が子に投げつけるような子がいたら、腕と言わずぶん殴って止めていたと思う。
少し前、ピアスを咎められて暴言はいた高校生を殴った先生もそうだけど…
暴行したら即責任追及、情状酌量無しという現状はおかしすぎると思う。
なんでこんな歪んだ環境になってしまったんだ。
[2019/03/11(月)13:45:00]
先生は一人の人間です。
感情が高ぶることもあれば、緊急時にとっさの判断を謝ってしまうこともあります。
同様に子どもたちも人間であり、純真さだけを持ち合わせた存在ではありません。
彼らは時に、自分や他者の身を傷つけるような行為を平気で行います。
その点を、我々は忘れてはいけないのです。
体罰はもちろん非難されるべきこと。
しかし、その背景へしっかりと目を向けなければ…
やがて教育現場で子どもを叱れる大人は、いなくなってしまうかもしれません。
深く考えさせられるお話でした。
※こちらの記事はopen2chより、一部コメントを読みやすくまとめた上で作成しています。