オランダ・リンブルフ州の都市、ルールモントにある古い墓地。
ここに、地元でも広く知られる、19世紀を生きたとある夫婦の墓があります。
カトリックの妻とプロテスタントの夫。
当時は、異なる宗派の2人が同じ敷地内に埋葬されることは許されませんでした。
それでも妻は、名家の実家が所有する土地ではなく、軍人として先立った夫の傍で眠ることを強く望んだそうです。
その結果
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手をとりあう、2つの墓。
妻の願いは宗派という「壁」を超えて、しっかりと叶えられました。
「ずっと、一緒にいよう」
そんな声が聞こえてくるかのような美しい光景に、胸が熱くなります。
固く結ばれた手と手は…
今日も墓を訪れる人々へ、愛の尊さと永遠性を訴えかけていることでしょう。
(参照 Reddit / VISUAL NEWS)