mrock722139 (@mrock722139)さんが投稿した、見知らぬ「とある女性」へ向けたツイートに注目が集まっています
【日本のどこかにいるあなたへ】今日の午後1時前後から3時過ぎまで、年配の男性からの問い合わせを受けていたインターネットサービスのサポートセンターで働いてる若い女性のあなた。わたしはあなたに問い合わせをしていた男性がいた店で働いていて、あなたと男性のやり取りをずっと聞いていました。
— mrock722139 (@mrock722139) 2019年2月3日
男性はiPhoneの通話をスピーカー状態にしてずっと会話していて、わたしは聞きたくもないクレームとそれに対応するあなたの声をずっと聴いていました。インターネットのサービス内容はよく理解できなかったけど、あなたと男性の会話は途中から、むしろ大半が男性のあなたに対する言いがかり、お説教に
— mrock722139 (@mrock722139) 2019年2月3日
なっていましたよね。何度もおなじ内容をループして、最後のほうは男性のいう事をあなたが否定したことに怒り、ならばおっしゃる通りにしますと言ったあなたにさっきと違う事を言う、と怒り。傍で聴いていただけのわたしがイライラして気分が悪くなったくらいでしたので、対応していたあなたはどんなに
— mrock722139 (@mrock722139) 2019年2月3日
嫌な気持ちになったことでしょう。わたしも正直自分の作業をしながら『うるさいししつこいし迷惑だ、早く帰ればいいのに。しかも店のフリーWi-Fiにただ乗りしてネットにつなぎながら店の中で一時間以上大声でクレーム、恥ずかしくないのか」と思っていました。
— mrock722139 (@mrock722139) 2019年2月3日
聞いているだけでウンザリしてしまうような、長時間のクレーム。
電話を受けていた女性の心も、相当にすり減ってしまったことでしょう。
さらに耳を傾けていると、クレーマーの高齢男性の態度が、途中からガラリと変わったといいます。
そして男性は自分の言葉であなたを屈服させた(ように見せた)とわかったとたんに掌を返したように上機嫌になり、まるであなたに適切な教育をした、あなたにいい経験をさせてあげたと言わんばかりの態度になりましたよね。きっとあの男性は、あなたがもう少し年齢が高そうな声だったら、男性だったら
— mrock722139 (@mrock722139) 2019年2月3日
きっとあそこまでしつこく、あなたを自分に従わせるためだけに時間を使わなかったと思うのです。わたしはたぶんあなたより年齢が高い女だけど、似たような経験を何度もしてきました。だから狡い対処方法も覚えました。偉くて強い男性の存在を匂わせるのです。「わたしの上の者を呼んでまいります」
— mrock722139 (@mrock722139) 2019年2月3日
何割かの相手はここで態度を変えるのです。だけどあなたは最後までひとりで対処しましたね。ほんとによく頑張ったと思います。あなたが今日相手をしたのはお客様という名の女性や若い人に威張り散らしたい、そうすることで自分が高みに上がったように感じたい死ぬまで治らない病にかかっている高齢男性
— mrock722139 (@mrock722139) 2019年2月3日
です。そしてあなたはきっと今後も、この国に莫大な数がいるこの病にかかってる高齢男性と対峙すると思います。あなたが電話を切った瞬間に軽く舌打ちして忘れられるくらい耐性があるならこのツイートは読み流していただいて結構です。だけど少しでもダメージを受けていたら、今すぐあなたのそばで
— mrock722139 (@mrock722139) 2019年2月3日
背中をさすってあなたを抱きしめたい。相手がおかしい。あなたがたまたま悪い相手の電話を取ってしまっただけだって伝えたい。長くて辛かったね。向こうが妙にすっきりした口調で、まるでいい話にすり替えようとしたこともムカついたよね。横で聞いてた私がムカついたんだからあなたはどんなに不愉快
— mrock722139 (@mrock722139) 2019年2月3日
だったろうか。さんざん人を傷つけて、最後はいい話にしようとする狡さ、せこさ、自分が悪者のまま終わらせられない小賢しさ。本当に品のない人間。
あなたのそばに愚痴れる相手、ストレス解消になる素敵な趣味、おいしい食べ物、気持ちのいいお風呂やベッド、とにかくあなたを楽にさせるものが— mrock722139 (@mrock722139) 2019年2月3日
一つでも多くあることを願っています。あなたの今日の頑張り、ずっと聞いていた人がいるという事をこの日本のどこかにいるあなたに伝えたいです。
— mrock722139 (@mrock722139) 2019年2月3日
相手が「若い女性」だから。
たったそれだけの理由で、自身の優位性を誇示したがる人間がいる…。
できることなら信じたくない話ですが、リプライ欄には共感と同情の声があふれていました。
ネットの反応
●こんなふうにしてくれる人がそばにいたら、どんなに心が救われるだろう。肩を抱いて背中をさすってもらった経験を思い出して泣いてしまった
●そろそろ、悪質クレームは犯罪になってほしい
●全国のサービス業が、理不尽なクレームから解放されるのを願います
仮に自分の情けない振る舞いを客観的に見る機会があったとしたら、件のクレーマーの男性も、考えを改めるのでしょうか。
いずれにしても…どうかこの一連の呟きが、当事者だった2人の目に届くことを祈るばかりです。