ある日の早朝、アメリカ・ペニンシルバニア州で、背筋も凍るような事件が起こりました。
アンジェリーナ・サイプさん宅の3歳の息子、デマールくんが眠っている部屋めがけて…
あろうことか突然、「銃弾」が飛んできたというのです。
頭の中が真っ白になりながら、急いで息子の部屋に駆け付けたアンジェリーナさん。
すると…
我が子は、気持ち良さそうに寝息をたてています。
一体、銃弾はどこへ…!?
慌てて部屋を見回すアンジェリーナさんの目に映ったのは、床に寝そべる飼い猫のオピーの姿。
その体は…血で真っ赤に染まっていました。
「弾は、この子に当たった」
状況を理解したアンジェリーナさんは、息も絶え絶えな飼い猫を連れて、すぐさま病院へと駆け込みます。
銃弾はオピーの肩と首を通り抜け、頭まで貫通していました。
状況を推測すると、どうやらオピーの頭部を貫通した銃弾が、次にデマールくんが眠る枕に当たり、そこから跳ねたようです。
アンジェリーナさんは語ります。
もしもオピーがそこにいなければ、銃弾は息子に直撃していたでしょう。
オピーの悲惨な状態を見た獣医さんからは、安楽死という選択の提案もありました。
しかし…図らずとも息子の身代わりとなって散りかけている小さな命を、絶対に諦めるわけにはいきません。
アンジェリーナさんは、オピーのために自分にできる限りのサポートをすることを胸に誓いました。
そして
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手術は成功!
排液チューブと包帯を身につけた姿は痛々しいですが…命が無事で、本当に何よりです。
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オピーの事件は現地のニュースでも広く報じられました。
家族の愛情を受けて、今も健康な日々を過ごしていることを願わずにはいられません。
(参照 dailymail.co.uk)