4月12日、アメリカ・フィラデルフィアのスターバックスにおいて、商品を買わずに店内で友人を待っていた黒人男性2人が「不法侵入を犯している」として通報・逮捕されるという事件が起こりました。
※写真はイメージ
後にSNSを通じてこの出来事が拡散されると、全米で抗議の声が噴出。
スターバックスのCEOであるケビン・ジョンソン氏が正式に謝罪し、「改善策」の実施を約束したのですが…
先日発表された、その具体的な内容に注目が集まっています。
~スターバックスは17日、米国にある8千を超える全直営店を5/29日午後に一時的に閉店すると発表した。店舗で人種差別があったとして批判を浴びていることを受け、約17万5千人の従業員に対して一斉に人権教育を行う計画。
これはすごい。
日本は国ごと一時閉店した方がいい。 https://t.co/J7iGEPtje7— acacia (@freie_Herz) 2018年4月17日
事件からわずか5日でのスピード決定。
企業としての対応力の高さが伺える一幕ですね。
ネットの反応
●米国のよいところは、こういうことを企業がやったり、有名人の援護射撃があるところなんだよな
●GUCCIやNIKEがアメリカの高校生の銃規制を訴えるデモに多額の寄付をしたり、スターバックスが人権教育で大規模な閉店を実行。一流とはこういうこと
●こりゃすごい
●トランプが人種差別発言したとき、レストランが一斉に入り口に「うちは多様な人種が働いてます。人種差別したら仕事になりません」って張り出して閉店したこともあった
人種、国籍、性別、いずれにしても、不当な差別は許されざる行為です。
昨今のニュースなどを顧みつつ…我々日本人も、より問題意識を高く持たなければならないと感じました。