しばいぬ (@gonta_shibaken)さんが写真で紹介した、兵庫県・JR三ノ宮駅の高架に空いている「無数の穴」。
その意味は…
JR三ノ宮駅高架に残る機銃掃射の跡。2015年11月撮影。
看板も説明書きもないので、多くの人は気付かずに戦時中の痕跡の前を往来していますが、今もひっそりと残っています。#火垂るの墓 pic.twitter.com/1EL2wToScc
— しばいぬ (@gonta_shibaken) 2018年4月13日
戦争は、決して遠い昔の出来事ではないのだと、改めて思い知らされます。
バズったついでにツイートします。
今回のツイートの三ノ宮駅高架の機銃掃射の痕跡は日本人にとっての戦争被害の面です。
戦争には被害だけではなく、対となる加害の面があります。
戦争の過ちを犯さぬ為に、戦争を学ぶということは被害と加害の両方を正しく深く知るということだと考えます。
— しばいぬ (@gonta_shibaken) 2018年4月15日
実物の鉄骨を見て、触れて、弾丸にえぐれた部分を見ると「こんなもん当たったら痛いどころか身体が砕けてミンチになってしまう…」と背筋がゾクっとします。
撃たれたくもないし、人に向けても撃ちたいとも思いませんよ。
— しばいぬ (@gonta_shibaken) 2018年4月13日
おっしゃる通り、この傷を「負いたくない」と同時に、「与えたくない」という感情もまた、大切に受け継いでいかなければなりません。
ネットの反応
●見に行ける距離だ。行こう
●この肉厚の鋼材を撃ち抜くのか
●戦争の残酷さ、無意味さがとても伝わって来ました…
「今の社会は、正しい方向に向かっているのか?」
一つ一つの穴の向こう側から、そんな問いかけが聞こえてくるかのようです。
銚子の飯沼観音にある大仏にも機銃掃射の跡が残ります。(穴は補修してありますが見るとすぐにわかります) pic.twitter.com/hDHib3SUyj
— クロスケ (@96_suke) 2018年4月14日
JR鶴見線も未だに米軍機の機銃跡が残っていますよ。
神奈川の都会の中にある駅ですがここだけ時間が止まってるイメージです。 pic.twitter.com/JOoWQQd6F5
— 横田 新一 (@KY_Airstrikes) 2018年4月13日
沖縄には米軍の機銃掃射で蜂の巣にされた日本軍の通信施設が残されてるよ #石垣島 pic.twitter.com/xmaF3dsJfX
— Mark Sekine (@Markthebigdaddy) 2018年4月14日
悲劇をなきものとしないこと。
そして、我々が享受している平和の意味を、いつまでも振り返り続けることが大切ですね。