症状として一般的な他者と異なる思考・感覚が湧く「統合失調症」を抱える方が、とあるテレビのインタビューに対して発した言葉。
それを聞いて、ちきりん (@InsideCHIKIRIN)さんは、思わずハッとしました。
テレビのインタビューで「私は統合失調症で、普通の人がしていない苦労をしている。でも、普通の人がしている苦労を私はしてないんだろうなとも思う」と言ってて、すごい名言だと思った。病気かどうかに拘わらず、すべての人は他の人が知らない苦労をしてるし、かつ、他の人がしてる苦労を知らない。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2018年1月20日
本当に、その通り…!
あたしがそういう病気になったら「なんであたしばっかりこんな苦労せなあかんのよ!」と世の中を恨みそう。なのにそこで「他の人は私にわからない苦労がある」と思える(言える)心持ちがすばらしいな。とても尊敬できる。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2018年1月20日
周囲に理解を求める姿勢、周囲を理解しようとする姿勢はもちろん尊いものですが…
自分が自分、他者が他者である以上、「互いへの想像が及ばない部分もある」と認めることも、同様にものすごく大切です。
ネットの反応
●みな、自分のことでせいいっぱい
●同じ傷でも、人によって痛さの感じかたも違うようだし難しい
●当事者にしかない苦労や気づきって、必ずあって。だから社会をデザインしていく時に、多様性を尊重することって、大事だと思う
●結局人のことはわかろうとしても限界がある。自分のことさえも時にはわからないんだから
人生における幸福を膨らませ、かつ苦悩を和らげるためにも、胸に刻みこみたいアイデアでした。