先日、小室哲哉さんが記者会見の場で、妻・KEIKOさんが「高次脳機能障害」を抱えていることを明かしました。
(中略)
今は小学4年生ぐらいの漢字ドリルを楽しんでやっています。全てがそういうレベルでは全くないんですが、一例として、そういったこともあります。
苦楽をともにしたパートナーが「子ども」にかえっていく…。
その心情は、察するに余りあります。
KEIKOさんと同じ状況にある母を在宅介護しているというmei (@mei_peacock)さんも、ご自身の体験談を添えて、「小室さんの気持ちが痛く刺さる」とツイートしました。
小室さんの引退会見で"高次脳機能障害"というワードを初めて見た方も多いのでは?と思いザッと書いてみました。24時間365日在宅介護してる身としては小室さんの気持ちが痛く刺さります。会話が成り立たないって本当に辛いものです。#高次脳機能障害 pic.twitter.com/QMus1NCHOq
— mei (@mei_peacock) 2018年1月19日
「精神的な介護が、如何に目に見えず大変なものか」
現在進行形で急速な高齢化が進んでいる日本社会。この言葉を、誰もが噛み締めなくてはなりません。
ネットの反応
●私も事故で高次脳機能障害になり、リハビリで医者も驚くほど回復しつつありますが、人格が変わってしまって攻撃的になっているので、会話する度に人を傷つけています
●ツイートの言語障害の他にも視野の半分が認識出来ない半側空間無視や記憶障害、人の顔が識別できない相貌失認など、損傷部位によって症状も様々です
●うちにも、障害を持った家族が居ますが、大変です。きれいごとでは済まされない現実があります
愛する人を介護することになったら。愛する人に介護されることになったら。
今の自分に出来ることを、改めて想像せずにはいられない一幕でした。