ニュージーランド南方の海で、オレゴン州の海洋哺乳動物研究所に所属するトレス博士らが撮影した驚きの映像。
迫力に満ちた「シロナガスクジラの食事シーン」を、ぜひご覧ください!
時速およそ10㎞を超える速さで、オキアミ(エビに似た外見の甲殻類:体長3-6cm)の群れに近づいていくクジラ。
そして…
大きな口をガバッと開け、空間ごと丸呑みしました!
身体の大きなシロナガスクジラにとって、口を開ける行為そのもの、及び食事後に通常の巡航速度に戻るための加速には、莫大なエネルギーが必要となります。
それゆえ一見大胆に見える「ひと口」も、対象となる機会を慎重に選んだ上で行っているとトレス博士は語りました。
今回の撮影はドローンで行われたとのこと。ハイテク技術を駆使して捉えた貴重な動画は、今後も絶滅の危機に瀕している動物たちの研究に生かされていくことでしょう。
(参照:National Geographic)