長めのブロンドヘアーが自慢だった11歳のジャクソンくんは、ある日、大きな決断をしました。
ガン治療の影響で髪が薄くなり始めた、大好きなおじいちゃんを元気づけるため…彼は、自分の頭髪をすべて剃り落とすことにしたのです。
その行動は、勇気に満ちた素晴らしいものでした。
しかし…
ある日ジャクソンくんは、心無い生徒から、学校でこんな言葉をかけられます。
「おいハゲ! お前、ガン患者みたいな頭してんな」
自身の気持ちも、おじいちゃんの尊厳も踏みにじるような暴言。
彼はたまらず、校長のティム・ハドリー先生に相談しました。
するとティム先生は、児童を集めて緊急集会を開くことを決定し、ジャクソンくんの母親に、あるお願いをしたそうです。
確固たる信条を持って立ち上がり、支持の姿勢を明確に示さなくてはなりません。
だから、ジャクソンくんのお母さんに頼んで、「バリカン」を貸してもらったんです。
そして、後日。
Paula Pollockさんの投稿 2017年1月10日
子どもたちの目の前で、ティム先生は、ジャクソンくんにバリカンを手渡し、言いました。
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「それで、私の髪の毛を剃り落としなさい」
Paula Pollockさんの投稿 2017年1月10日
みるみるうちに、ジャクソンくんと同じヘアースタイルになっていくティム先生。
友達の中には、「やっちまえ、ジャクソン!」と声援を送る子も(笑)
Paula Pollockさんの投稿 2017年1月10日
まもなくして、散髪が完全に終わると、その場にいた生徒たちから、惜しみない拍手が沸き起こりました。
Paula Pollockさんの投稿 2017年1月10日
ティム先生は語ります。
個人的な指導は一切行いませんでしたが、後に何人かの生徒が、ジャクソンくんに謝罪したそうです。
Paula Pollockさんの投稿 2017年1月10日
素晴らしい先生に恵まれ、勇気を取り戻したジャクソンくん。
なにより彼にとっては…おじいちゃんがこの一連の出来事を知り、非常に喜んでいたことが、嬉しくてたまらなかったといいます。