アメリカ、カリフォルニア州アップルヴァリーの保護施設「Apple Valley Animal Shelter」に引き取られた犬のジンジャー。
とある事情でホームレスとなってしまった元の飼い主さんは、心が引き裂かれる思いで、彼女を施設に預けたといいます。
しかし…、とても可愛がられていたジンジャーは、そんな突然の別れを受け入れることができませんでした。
「飼い主さんに会いたい。昔のお家に帰りたい」
そして…
なんと彼女は飼い主さんのもとに向かうべく、シェルター内の3つのドアを開けて、外へと飛び出したのです!!
その様子が、防犯カメラの記録に残っていました。
まずケージの上から脱出し…
ホールへと続くドアを開けて…
ロビーに到着。
そして、自動ドアを出て外へ…。
この映像がなければ、誰も、ジンジャーが自力で脱走したなどと信じることはできなかったでしょう。
脱走から3日後、ジンジャーはかつて暮らしていた家の近所で、飼い主さんを探してうろついているところを発見されました。
今回の出来事を受け、シェルターはより一層力を入れて、彼女が安心して、元気に暮らせる新しい家を探しているそうです。
ネットの反応
●素晴らしい犬だ
●胸が張り裂けそう、悲しすぎるよ
●かわいそうな子…。シェパードはとっても頭がいいし、忠誠心が強い。前の飼い主さんのことが忘れられないのも当然だ
●寂しかったんだね。早く新しい家が見つかるといいな
賢く、そして心優しいジンジャー。
彼女が悲しみを乗り越え、再び幸せな日々を暮らせるようになることを、切に願います。