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庭から逃げた愛犬が、そのままマラソン大会に参加してしまった結果!

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米アラバマ州、人口400人ほどの町エルクモント。ほとんどの住人はお互いに顔見知りだというこの小さな町で、ある驚きの出来事が起こりました。

[ada]

エルクモント高校でクロスカントリーや陸上をする学生たちの活動費を募るため、初めてこの町で約21キロのハーフマラソンが開催された日のこと。朝、エイプリル・ハムリンさんは、用を足させるため、愛犬のブラッドハウンドのルディヴィンを庭に放していました。

ところが、ほんの一瞬目を離した隙に、庭から逃げ出してしまったルディヴィン。

ハムリンさん宅から離れ、最終的にたどり着いたのは…なんとマラソンのスタートラインだったのです!
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レース開始を知らせる銃声が鳴り響くのを聞いたルディヴィンは、そのまま一緒に走り出しました。

レースの途中、くんくんと何かの匂いを嗅ぎに行ったり、小川を通ったり、近くの牛たちに会いに行ったりと、横道にそれることはあったものの、その度にまた、ランナーたちのもとに戻ってきて、ついには一緒にハーフマラソンを走り切りました。
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無事ゴールしたルディヴィン。驚きの順位は、なんと7位! 飛び入り参加ではありましたが、その努力を称えメダルが贈られました。
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マラソン会場にいた人たちからのメールで、ルディヴィンの活躍を知ったハムリンさんも、もちろんびっくり!

「ルディヴィンはおっとりしていて、フレンドリーな性格だし、実は、面倒なことが大嫌いな子だから、ハーフマラソンを走ったと聞いても信じられなかったわ」。そうコメントしています。

また、ハムリンさんはルディヴィンが、ほかのランナーたちの邪魔にならなかったかと心配していました。でも、実際は、その逆。ランナーたちは、走るルディヴィンの姿を見て、たくさんの元気をもらっていたようです!
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ルディヴィンが参加してくれたことは、さらなる良い結果を生みました。

話題性が増したことで、ハーフマラソンの本来の目的である募金が、予想よりもたくさん集まったのです! このお金で学生たちは、いいトレーニング用具を購入し、大会で活躍してくれることでしょう。

 
最後に、こちらがハーフマラソンを走り終えた後のルディヴィンを、こっそり撮影した写真。
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ゲットしたメダルを寝床に持ってきているところが、めちゃくちゃカワイイです。いい夢を見ていることでしょう。

おつかれさま、ルディヴィン!

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