「子どもを産んでから紙の本が読めなくなった」
そんな書き出しから、めんどり@不登校の親-時々T (@mendori_sha)さんは以下のような呟きを投稿しました。
子どもを産んでから紙の本が読めなくなった。まだ小さいし手がかかるからかなと思ってたけど末っ子が来年中学生になろうかの今も、少し読んでは他が気になったり眠くなったりしてしまう。図書館で借りた本を読まずに返すことも度々。本をよく読み、その関連の仕事をしている同級生にその話をした。→
— めんどり@不登校の親-時々T (@mendori_sha) November 20, 2023
そしたらその子が「本を読むって最後まで読み終わることじゃないの。触って開いて文字を見るだけでもいいんだし、読み終わらせることを目標にするんじゃなくて読んでる今を味わうもの、私も読み続けられない時、よくあるんだよ。でもいいの。」→
— めんどり@不登校の親-時々T (@mendori_sha) November 20, 2023
彼女の話を聞いて、自分が読書だけじゃなく、何においても終わりを意識してしまっていることに気づいた。ご飯を作り終える、掃除をし終える、子どもを育て上げる。終わりから逆算しての今。でも予定通りにいかないことも多く挫折感。その疲れが溜まっているのかもしれない。→
— めんどり@不登校の親-時々T (@mendori_sha) November 20, 2023
私にとって家事や子育ては得意ではなく大変なことで、ちゃんとやりたいとか成し遂げたいとか、目標だったり理想だったりがあるんだけど、なかなかその通りにはならない。だから疲れも溜まるよね。でも理想はあってもいいけど今はその道の途中。ひょっとしたら終わりはないのかもしれないね。
— めんどり@不登校の親-時々T (@mendori_sha) November 20, 2023
なるほど…。
目から鱗
なんだか心がスッと軽くなるような考え方です。
幼なじみが娘の小学校の図書の先生をしてるんだけど、娘が借りるだけで読まずに返す事を相談したら
「いいのよ、それで。読まなくてもいいの。借りる意味が無いなんて言わないで。図書室に来る娘ちゃん楽しそうよ」
って言われた。
題名見て、読んでみたいと思って、持って帰るだけでもいいって。— 子狐 (@iztU5QCCo5MfSWo) November 20, 2023
『中途半端=ダメなこと』だと自分を追い込みすぎないよう気をつけたいですね。
関連:「ハラハラ涙を流している」国会図書館の納本制度について…嗚呼
みんなの反応
●正に私。本当に沢山の挫折感で押し潰されそう
●最後まで読んでない本が、私の本棚にたくさんあります。司書資格持ちで司書もやってましたが、ご友人に同感です
●本最後まで全部読まなくて良いのか。そうか、ありがとう!
●道のりの途中を楽しめると人生最強ですよ。何もかも途中ですし
ハッとする呟きに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。