それはなかにし(@suzukaxnyan)さんが、夫婦別姓について父親と話したときのことでした。
父が夫婦別姓反対だといっていて、理由は?と聞くと家族という枠組みが〜とか苗字が途絶える〜的な話をしていたので「あなたと結婚する際に母の旧姓は途絶えているわけですがどうなんですか?」と言ったらぽかんとしていた。黙っていた母が隣で「本当は、苗字変えたくなかったな…」と呟いた。
— なかにし@気圧負け (@suzukaxnyan) October 31, 2021
なるほど…。
意識の変化
なかにしさんはさらにこう続けます。
この世代には本当に選択肢が無かったんだなと思うと共に、そんなことで「家族」が保たれると思っていることも、そう思わされてきた節もあるのかもしれないとも思った。
あとこの人たちの言う理由の根拠は恐怖なんだな、とも。— なかにし@気圧負け (@suzukaxnyan) October 31, 2021
私は拘り無かったけど結婚する時「苗字どうする?」と聞いて驚かれたこと、変更手続き全部やってくれるならと条件を出したら快諾した割に結局本人しかできないことだったり仕事があったりで彼は何一つ手出しできなかったこと、そういうものを思い返しつつ、母ではなく女性としての声に共感した瞬間。
— なかにし@気圧負け (@suzukaxnyan) October 31, 2021
自分の姓に合わせてもらうのが当たり前だった世代の男性からすれば、反対したくなるのも仕方がないのかもしれませんが…
選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見にも耳を傾けてほしいですね。
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みんなの反応
●わたしの旧姓はレアものでした。たまたま従兄弟がいたので途絶えることはありません。対して現在の姓はありふれた苗字です。ですが、その家系はわたし達の代で終わります。結局苗字なんてどうでもいいんですよ。それぞれが好きな方を選べたらいい
●結婚を考えた時連れ合いになる人は「別姓で構わない」ととても軽やかに笑顔で答えたので「あなたが私の姓になるのでもOKなの?」と返したら、絶句しました。別姓の問題は圧倒的に男性には当事者意識は低いなと実感。仕方ないですが。これからだなと思った出来事
●そうやって現状に気付かず選択的夫婦別姓に反対する人は他にもいるでしょうね
悩ましい問題に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。