るるみん (@turnedtoil)さんが投稿した、小学校時代のエピソードに注目が集まっています。
ちょっと想い出したら、頭から離れないので書いちゃお。
小四の夏、妹が産まれた
当時としては超未熟児で、2ヶ月はnicuで過ごし
その後も入退院を繰り返していた。その半年後の、私の10歳の誕生日。
私が帰宅すると、何かバタバタしていて
妹がまた入院で、今日は父も母も戻らないとの事だった— るるみん (@turnedtoil) August 4, 2023
うちは四人姉妹で、末子の入院は慣れっ子だったので
「はーい」とか言ってその日を過ごし
次の日も普通に学校へ行った。毎日の日記が宿題で、私は「私の誕生日」という題名で
妹が入院したこと、妹がとても弱くてきっとくるしいのに、
誕生日なのにと思ってしまって恥ずかしい、と書いた— るるみん (@turnedtoil) August 4, 2023
それは本当にそう思っていたし、
書いてしまった自分をやっぱり恥じていた。帰りの会で、宿題を返されて
特に見ずに帰ろうとしたら
担任の先生に「おめでとうだったね!」と言われた— るるみん (@turnedtoil) August 4, 2023
それで何となく、帰ってきた日記帳を開いたら
あの、先生が使う真っ赤な赤ペンで見開きに
大きな花丸と、ロウソク10本の大きなケーキと
「大変だったね!!でもおめでとう!!!」
って、いっぱいに書いてあった。— るるみん (@turnedtoil) August 4, 2023
私は廊下でそれを見て、思わず涙が出て
でも恥ずかしくて、逃げるように家に帰り
声をあげて泣いた。その大きな真っ赤なバースデーケーキを時々思い出す。
自分の子どもが、すっごく誕生日に浮かれてるのを見ると
「子供なんだから、良かったのにな」って
あの頃の自分に言いたくなるんだ☺️— るるみん (@turnedtoil) August 4, 2023
すっごく優しい先生だったのよね
本当に(今更ながら)ありがとうございました♡— るるみん (@turnedtoil) August 4, 2023
うぅ…(´;ω;`)
心の葛藤
家族に祝ってほしいという子どもらしい素直な願いや、幼いながらも姉として妹を心配する気持ち…。
当時のるるみんさんの心情を想像すると、胸がギュッと締め付けられます。
たぶん先生も泣いただろうと思ってしまう。
何だったらケーキ用意してお祝いしたい位だったはず。
先生の立場で精一杯の表現なんでしょね。— giragiraきき (@kikiglare) August 4, 2023
先生がその複雑な想いをすべて受け止め祝ってくれたことで、寂しさだけが残る誕生日とならず本当に良かったです。
関連:「小6のとき、心臓に疾患のある転校生と出逢い…」続く展開に涙
みんなの反応
●素敵な先生に巡り逢えて良かった
●健気すぎる…涙出てきます…。まだまだ誕生日にワクワクドキドキする年齢なのに我慢したの偉すぎて切なすぎて、抱きしめてあげたいです
●子どもって、ちょっとくらいわがままなくらいがいいのかもね。でもきっと心優しい子はこうやって我慢してしまうんだろうな。そういう時に気づいてあげられる親でありたいな
●様々な想いが沢山あるだろうけれど、単純にただ単純に10歳のるるみんさんにおめでとうを言いたい
切なくも温かいお話に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。