SKY BLUE@ポジティブナース (@skyblue_nurse)さんが投稿した、ある患者とのエピソードに注目が集まっています。
今でも後悔している事がある。看護師6年目の冬。「ちょっと寒い…」と高齢患者さんからのナースコール。私はその場で病室の暖房を入れた。電気毛布を取りに行く事も出来たのに、それをしなかった。なぜかと言うと、電気毛布を取りにいくのが「面倒くさいな」と思う気持ちがあったからだ。
— SKY BLUE@ポジティブナース (@skyblue_nurse) July 10, 2023
暖房を入れ、退室しようとした私に「ありがとう」と言ってくれた。その30分後、急変し亡くなられた。患者さんの長い長い人生の最期の言葉が「ありがとう」だったのに対し、この方の最後に関わった人間が、"面倒くさいな"と思い、暖房だけで済ませた私だった。私は自分の冷たさが、ただただ情けなく
— SKY BLUE@ポジティブナース (@skyblue_nurse) July 10, 2023
涙が出た。看護師という仕事は、人の長い長い人生の最期の一場面に関わらせてもらう仕事。それからは、最期に関わった人が、私で良かったと思ってもらえるように、"面倒くさい"という気持ちが出てきたら、この患者さんのことを思い出し、出来る限りの看護を提供するようにしている。
— SKY BLUE@ポジティブナース (@skyblue_nurse) July 10, 2023
なるほど…。
誰しもに起こり得ること
なんとも考えさせられるお話です。
私もあります……
爪切って欲しい。って言われて
明日来たらね!って言って
その方に“明日”は来ませんでした。
ちゃんと切ったら……って、ほんとよく思います。— 𝕥𝕜𝕪𝕞𓏲𓎨@訪看Ns (@taka_kim_houkan) July 10, 2023
この日の出来事を教訓とし、患者さんと真摯に向き合うSKY BLUEさんに心を打たれました。
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みんなの反応
●介護中、私も面倒臭いってよく思ってた。母の最期の言葉も「ありがとう」やった。母が亡くなって、私は「ごめん」としか言えんかったよ
●こんな素敵な看護師さんに最後を看取られる患者さんは幸せだろうな
●涙が出ました。自分を省みる勇気も出ました。ありがとう
●色んなことに当てはまる話であると思う。後悔せず生きるなんて不可能だが、自分がどう選択しどう接していくかは重要なことだ
ハッとするお話に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。