教員の骨川スネ吉 (@TEACHER_SUNEO)さんが投稿した、初任時のエピソードに注目が集まっています。
「うちの子が悪いけど厳しい指導するな。学校に行くのを嫌がっている。」って、初任の時に親に言われたことがある。
若かったので、
「散々好き勝手やってたのに、怒られたくらいで行きたくないは、ありえない。」
「文句は本人から直接聞きます。親が庇うとダメになる。」など平気で反論してた。— 骨川スネ吉 (@TEACHER_SUNEO) December 1, 2023
ボクも経験無さすぎて、それを管理職に報告することもなく、スルーしてた。
後日保護者が校長室に来て、ボクも呼ばれた。
校長の前で保護者から色々と文句を言ってきたが、
「間違った事を指導したのにこちらが文句を言われる」という事の意味が理解できず、全てその場で反論して突っぱねた。— 骨川スネ吉 (@TEACHER_SUNEO) December 1, 2023
極め付けは
「そうやって親が子供の悪さを認めないから、学校であの子が周囲に嫌な事をし続けるんじゃないんですか?ボクにその手伝いをさせろと?あの子の将来を考えたら絶対できません。」
って言い返してた。今にして思うと、よくここまでストレートに言えたもんだ。
校長の心境はいかに。— 骨川スネ吉 (@TEACHER_SUNEO) December 1, 2023
その後、子供の方に聞き取ると、泣きながら
「ママがいつも相手をしてくれないから……。普段、仕事で忙しくて。でも、こうやって学校であった事を悪く言うと、ママが真剣になってくれる。先生には悪かったけど、そうじゃないとママと話す時間も無い…」
と語ってくれて、なんか解決した。— 骨川スネ吉 (@TEACHER_SUNEO) December 1, 2023
その時は内心、
「なんやねんそれ。馬鹿らしい。」とも思ったけど、今ではそういう子供が結構いることも理解できる。それに、教員の原体験としてはなかなか良い思いをさせてもらったように思う。校長も、ボクを叱りはしなかった。
「お前よく言ったなぁ。バカだろw」って笑ってくれた。— 骨川スネ吉 (@TEACHER_SUNEO) December 1, 2023
ま、こんな上手くいくケースは稀だと思う。子供が賢い子だったし、ボクとの仲も良かったし、自己分析できる子だったので、それで解決に繋がったラッキーな事案だろう。管理職も理解のある人たちだった。
さすがに今はこんなにまっすぐにはできないけど、若手のみんなも言い返せばええのにwとは思う。
— 骨川スネ吉 (@TEACHER_SUNEO) December 1, 2023
なるほど…。
怖いもの知らず
たしかに、かなりヒヤッとする発言ではありますが…
もしその時に伝えるべきことを伝えていなかったら、生徒の悩みが解決することはなかったかもしれません。
これはこれで上手くいく確率割と高いんじゃないかと思う。
なんなら親の見る角度も変わる可能性もあり、管理職が保護者を受け止めながら伝えればなお良いのではないか。こういう先生はこういう先生でいてくれると親としてもまたいろいろ伝えやすいけどな、と思いました。
— ryuji (@jMQfg53UiZ4TS3d) December 1, 2023
教員が保護者に過度に気を遣わなければならないような昨今の風潮は、果たして子どもたちのためになっているのでしょうか。
時には、間違っていることに対して間違っていると反論するのも大事な気がしますね。
関連:絵を描いては「下手になっちゃった」と消す息子。その理由に絶句
みんなの反応
●良い先生だし、素晴らしい校長先生。この学校最高やん
●学校の先生は親にこれくらい言っていいのよ。学校にいる間、子ども達を教育してくれるのよ。親にはできないことをやってくれるんだから
●本来学校はこうであってほしいのにモンペが全て壊してる
●子どもの未来を思うこそ曲げない姿勢も大事と思う。担任が先生で無かったらこの子はどうなっていたんだろう?今も時々は思い出していると思う
ハッとするお話に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。