英国リンカーンシャイアで暮らす、スー・マーカムさんとご主人のロバートさん。犬を飼うために保護施設を訪ねたところ、スーさんはヨギという名前の小さな子犬に一目惚れしてしまいました。
[ada]
そして、どうしてもその子を連れて帰りたかったスーさんは、ロバートさんにあるウソをつくことに。
スーさんがついたウソとは・・・ヨギは「ジャックラッセルテリア」だと言ったこと。
ジャックラッセルテリアは、成長しても7キロ程度の小型犬です。これを聞いて、小型犬なら飼ってもいいと言っていたロバートさんは快く了承。
ヨギは、晴れてマーカム一家の一員となることができました。
■数カ月後
しかし、それから数ヶ月が経ち、ある異変に気付かざるを得なくなってしまったロバートさん(笑)。
小型犬で、かつ生後5ヶ月の小さな子犬のはずのヨギが、みるみる大きくなり90キロにも成長していたのです!
それもそのはず、実はヨギは小型犬のジャックラッセルテリアではなく、“超大型犬”のグレート・デンだったのですから!
さすがに白状しなければならなかったと漏らすスーさん(笑)。
でも、もうその頃にはロバートさんもすっかりヨギのことが大好きになっていました。毎日いろんな顔を見せてくれる、温和で優しいヨギの虜になってしまったのです。
スーさんがウソをついたことにも、怒る気にはならなかったといいます。
■大きく成長したヨギ
家族の一員として2人に愛されながら幸せに暮らすヨギ。9歳になった今では、体重は約95キロにも成長し、毎月の食事代は3万円以上もかかっているのだとか!
朝はスクランブルエッグと4本のソーセージをたいらげ、
外が寒いときは馬用のジャケットで防寒。
いちばん好きな時間は、自分専用のソファでマーカム夫妻と一緒にテレビを見るときなのだとか。
■新しい友だちができた!
そして、昨年の冬には新たな出会いがありました。
暖を求めてふらりとやってきた、年老いた野良猫のトフィーとも大の仲良しになったヨギ。一緒にソファの上で丸まって寝たり、毛繕いをしてあげたりするのだそうです。
最大級の犬種だったヨギですが、マーカム夫妻には、その大きさを受け入れられる大きな家と広大な牧場がありました。
きっかけはスーさんのウソではありましたが、ヨギが彼らの家にやってきたのは、きっと良い巡り逢わせだったのでしょう(*´ェ`*)