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片目や鼻の一部を失っていた子猫に、周囲の人々は心無い言葉をかけた。それでも負けじと、愛情を注いで育ててあげると…

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数年前、とある家の玄関にやってきた1匹の野良猫。

プロップと名づけられたその猫は、家の住人とすぐに仲良くなりそのまま飼い猫として暮らすようになり…

 
まもなくして、4匹の赤ちゃん猫を無事に出産しました。

 
彼らのうちで最も小さい『ピーナッツ』と名付けられた子猫は、他の兄弟たちと比べて、身体が半分ほどのサイズしかなく…

動物病院でも計測に苦労するほど、体重も軽かったといいます

心無い言葉

飼い主のアレックスさんは。

私たちは、すぐにピーナッツが他の子猫と違うことに気づきました。

というのも、お母さんから上手くミルクをもらうことができなかったんです。

そのため、彼女が猫用のご飯を食べられるようになるまでは、哺乳瓶を使ってミルクを与えていました。

 
やがて成長するにつれ、ピーナッツの抱えている問題が明らかになってきます。

彼女には、生まれつき片目がなく、また鼻の一部も欠けていたのです。

 
幸いなことに、それ以外はまったく健康だったというピーナッツ。

しかし周囲の人々は、アレックスさんに心無い言葉を投げかけました。

何人もの方々から、ピーナッツは育てるに値しない、というようなことを言われましたね。

彼女をそのまま育ててどうするのと。

 
そんな声にも負けず、ピーナッツに愛情を注ぎ、育て続けたアレックスさん。

それに応えるように、ピーナッツも愛嬌のある子猫に成長していったといいます。

関連:外見が他と違うために、安楽死間近だった子猫。たまらず引き取ると?

立派な大人に

その後もピーナッツは、アレックスさんのおかげで順調に歳を重ねていきました。

新しくできた妹のフィービーとも、仲良くやっているそう。

 
やがて2歳を迎える頃には、体重も2キロ近くまで増えました。

彼女は、今まで出会った中でも、一番の甘えん坊です。

私を探して、よく家の中を歩き回ってるんですよ。

 
素敵な飼い主さんのもとで生まれたことは、彼女にとって最高の幸運だったに違いありません。

これからも温かい家族に包まれて、幸せに暮らしていってくれることを願います。

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