あなたの思う「美しさ」とは何ですか?
[ada]
この動画に登場するのは4人の目が見えない人たち。彼らに「美しさ」とは何かを聞いてみたところ、私たちが思う「美しさ」とは違う 素敵な答えが返ってきました。
「僕にとっての美しさとは、とてもシンプルなものなんだ。朝起きて、窓を開けると鳥たちの声が聞こえる。それだけで生きてるって思えるんだ」
「私にとって美しさとは性格や人柄、つまりその人がどんな自分でいるかということね。外見がどれだけ美しくても中身はその人自身。どれだけ私の状況に理解を示してくれるのかで分かるのよ」
「美しさっていうのは、日々の中に楽しさを見つけることの中にあると思うの。焼けたばかりのホカホカのクッキーの美味しそうな匂いだとか、顔に気持ち良く当たるそよ風だとか、庭で芝生を裸足で踏むときの心地良さだとかね」
「浜辺に座って、海や空がどんな風に見えるんだろうってただ想像するんです。それが私にとっての美しさですよ」
「目が見えないということは、僕にとってむしろ有り難いものなんです。相手の国籍、背が高いこと、小さいこと、何も気にしなくてもいい。自分自身でいるということが分かるだけで、その人の美しさが分かるんですよ」
「美しさとは生を体感すること。そして、喜びを見つけること。喜びこそが、世界で一番美しいものだと思います。」
目からはいろんな情報が入ってきます。しかし同時に、目に頼っていない人には、しっかりと見えているものが見えていないときもあるのではないでしょうか? 目が見えない人たちが教えてくれた 「目に見えない美しさ」を、見失わないように生きていきたいと思いました。