2014年1月、米ノースカロライナ州で1軒の住宅が火災に見舞われました。それから4日後、火災の跡から発見されたのが、そこでペットとして飼われていた雄猫のラッセルです。
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全身の大やけどに加え、4日間飲まず食わず…。瀕死状態にあったラッセルですが、医師たちの懸命な救助と看護により、幸運にも一命を取り留めることができました。
症状が重かったため、2015年5月現在も治療は続いていますが、世界中から寄せられた支援や寄付も力となり、徐々に回復してきています。
動物病院でのラッセルは、とても愛され大切にされている人気者です。訪れる誰もが彼に会いたがる、スター的な存在なのです。
その理由はというと、治療中の身であるラッセルが、他の患者(動物)たちに寄り添い、励ましてあげているからです。
ラッセルの献身的な姿は、動物病院のスタッフたちも感心するほど!
彼は毎日、この病院にいる全ての患者のもとへ行き、体を舐めたりハグをしたり、そばに寄り添ってあげたりしているのです。
火災により辛い思いをしたラッセルだからこそ、相手の痛みを感じ取り理解することができるのではないでしょうか。
苦痛やストレスを感じているであろう動物たちも、ラッセルのお陰で不安が和らぎ、リラックスして治療にあたれていることでしょう。
(参照 facebook.com)
この動物病院を最高の居場所として、皆に愛されながら、そして仲間たちに愛を与えながら過ごすラッセル。健気で一生懸命なその姿に、胸を熱くせずにはいられません(*´ェ`*)