土砂おふとん(画家)(@uchida_yurika)さんは、とある女性を介護した際の経験を振り返って、こんなエピソードを投稿しました。
私、幼少期実父に性虐待受けて育った80代のお婆ちゃんを介護してた時あったんだけど、80代でも苦しんでたよ。トラウマで男性看護師の処置受けれなかったり、人間不信で介護士を信じれなかったり、幻視幻覚があって「穴という穴からゴキブリが入ってくる」って言って、寝る前は塞げる穴はすべて塞いで→
— 土砂おふとん(画家) (@uchida_yurika) May 27, 2020
私に「今ゴキブリが入ったから口の中にゴキジェット噴いて」って言うの。性暴力って、その人のその後の人生を壊すんだよ。死ぬまで苦しむの。すべて奪われる。だから絶対にしないでほしい。心の殺人だから。#被害者の立場から性犯罪を考える
— 土砂おふとん(画家) (@uchida_yurika) May 27, 2020
『心の殺人だから』
本当に、仰るとおりです。
一生の苦しみ
それでも…
なんか多くの方に見てもらえてるみたいなので、この利用者との楽しかった思い出も話します。
介護は汚れるので基本汚れてもいいいらない服を着て仕事していたのですが、凄く申し訳なさそうに「気を悪くしたらごめんだけど、なんでいつも服めっちゃダサいの?」って利用者に言われて爆笑しました。— 土砂おふとん(画家) (@uchida_yurika) May 28, 2020
そんな事もあって、私が古着のめちゃ薄いヨレヨレTシャツ着て出勤した日があって、笑かそ〜と思い利用者に「ねぇねぇ今日の服触って、ティッシュみたいに薄いの(笑)ヤバくない?」と一緒に笑い合ったのがいい思い出です。同じオカルト好きだったのでおすすめのオカルト番組のDVDも貸してくれました。
— 土砂おふとん(画家) (@uchida_yurika) May 28, 2020
土砂おふとんさんとの出会いは、その女性にとって、少しでも安心を得られるキッカケとなっていたに違いありません。
利用者のために尽力する方々へ、改めて敬意を表するとともに…
世の中から性暴力・児童虐待をなくしていく方法を、社会全体で模索し続けていく必要があります。
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みんなの反応
●友人も幼少期から性・身体的虐待を受け高校時に家出→援交→風俗となった。本人はとても賢く性格も良い。やっと彼女を深く愛してくれるパートナーに出会い10年余だが、まだ過去のトラウマに苦しむ。性・身体的暴力の被害者は今が幸せなら心の傷が癒やされたのではない。その苦しみは一生続くのだ
●うちのおばあちゃんも、認知症になってから、昔の記憶総ざらいフラッシュバックみたいな時ありました。記憶の底に封じ込めてたようなことも、また浮上して来ちゃうのかなあと
●私は、50過ぎのオヤジです。私の家族は、父にDVを受けていました。父が酔うと些細なことで暴れ出し、母や子供が流血することも、ありました。今は両親共に亡くなっていますが、近くで自分とは関係なくても、怒声を聞くと未だに身体が固まります。子どもに対する暴力はなんであれ、一生残ります。
深く考えさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。