零(@HydrangeaMV)さんは、学部生時代のこんなエピソードを投稿しました。
学部生時代に,アメリカ合衆国を極端に嫌ってる先生が合衆国をディスりながらその近代史を教えるクソ面白い講義があった。最終試験で合衆国に関する私見を述べよという選択問題があったので,僕はアメリカの良いと思う点を日本と対比させながら書いたんだけど,先生は僕の答案に一番高い評価をくれた。
— 零 (@HydrangeaMV) May 17, 2020
素晴らしい…!!
本当の学び
零さんは、さらにこう続けます。
答案を受け取りに行ったときに,「君の回答は合衆国の本質をよく捉えていて読んでいて面白かった。あと,私の講義を受けて合衆国を褒めてるのは君を含めて2人だけいた。」と笑いながら教えてくれた。その後2時間くらい話し込んでしまい,バイトに遅刻して店長に大目玉喰らったのは今では良い思い出。
— 零 (@HydrangeaMV) May 17, 2020
あの先生は,講義も抜群に面白かったし,自分の主義・主張と異なる考え・視点にも寛容だった。学部生だった頃は学問のことなんて少しもわかっちゃいなかったけど,あの先生は本物の学者だったと今では思う。地方大学であの講義を受けれたのは本当に幸運だった。大学に行って良かった思い出の一つだ。
— 零 (@HydrangeaMV) May 17, 2020
反する主張と真摯に向き合ってこそ、「本物の知識」が深まっていく。
学問の理想を体現するようなやり取りへ、拍手を送らずにはいられませんね(*´∀`*)
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みんなの反応
●素敵な先生・経験だと思います。そう言うのが増えて欲しいです…。昔、○○論で思うままコメント書いたら超絶バツ。そういうことか、と、教授視点でコメント書いたら講義中「素晴らしい意見がある!」と読み上げられた。なんか、学びってそう言う事じゃないよな… って感じた思い出
●個人的に好き嫌いはあっても、他人の見方や意見はちゃんと受け止められる人、ものごとの多様な側面は見えている人は素晴らしいと思う
●答案を出す方もそれを受け取る方も、それぞれが拒否拒絶するような人じゃなくて受け入れられるってすごい。そんな人になりたい
胸が熱くなるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました!