ある日、アメリカ・フロリダ州の動物病院に運びこまれた1匹の子猫・ダック。
暖を取ろうと車のエンジンに入ってしまったようで…前足をひどく怪我していました。
幸いそこには素晴らしい外科医がいた為、手術で両前足を切断。
信じられないほど酷い経験をしたにも関わらず、「生きる」という強い意志で子猫は無事手術を耐え抜きました。
自分の足で…
その後、体調が回復すると預かりボランティアの元へと引き取られましたが…
新しい生活に慣れ、家中歩き回るまでに長くはかかりませんでした。
すぐに後ろ足の使い方もマスターした彼女は、まるでティラノサウルスのように後ろ足で立ち上り、尻尾でバランスをとります。
動くものを追いかけてジャンプしたり、信じられないスピードで部屋中駆け回ったり…
何物も彼女を止めることはできません。
車椅子とハーネスを買ってあげたんですが、あまり気に入らなかったみたい。
自由に走り回るのが好きなんです。
その姿に心を溶かされた女性は、ダックを正式に家族の一員として迎え入れることにしました。
3匹の犬の兄弟と1匹の猫のお姉ちゃん、そして庭で日向ぼっこする時に一緒に遊ぶ6羽の鶏。
新しい家族には一緒に遊ぶ友達もたくさんいます。
犬たちは彼女よりもずっと大きいですが、パワフルさやでチャーミングさでは負けません。
家中彼らの後を追いかけ、新しいいたずらを学んでいるのだとか。
関連:【子猫】 生まれつきの奇形で足がねじれている子猫は、毎日のリハビリもめげずにこなし…やがて「冒険好き」に成長を遂げた!!
いつでもポジティブ
障害を抱えながらも精一杯人生を楽しむ子猫。
その前向きな姿は…
これからも、出会う人々を勇気づけていくことでしょう。
(参照:LoveMeow)