アメリカ・ニューヨークの歩道で保護された生後6週の子猫・ソフィー。
とても小さく、体を動かすこともできない状態だった彼女は、保護団体The Kitty Krusadeの創設者・ケリーさんに引き取られました。
診察の結果、折れた背骨と肋骨がが脊髄まで押し込まれていたため、後ろ足に麻痺を起こしていることが判明。
しかし、そんな大変な病状にも関わらず…
ソフィーは喉を鳴らしたり、おもちゃをふみふみしたり、とてもおりこうさんにしていたのだとか。
いつもご機嫌
再び歩けるようになるためには大変な手術が必要なため、まずはしっかりと体力をつけることになりました。
痛み止め、抗生物質、ストロイド…
いくつもの薬を飲まなければなりませんでしたが、彼女は懸命に乗り切ります。
さらに術後は、手作りのスリングで休むことなくリハビリに励みました。
始めは色々なエクササイズで後ろ足を鍛え、それからは毎日歩いたり、登ったり…
他の子猫たちの自然な動きを真似する練習をしているんです。
そして、手術から6週間後…
遂に待望の日が訪れます。
彼女が、初めて自力で1歩を踏み出したんです。
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信じた果てに
それからは、どんどんできることが増えていき…
10週を迎える頃には、部屋を走り回り、他の子猫と遊べるまでに回復を遂げました。
やがて、まるで麻痺があったことなど嘘のように、高い椅子にも登り始めます。
自分が障害を負っていることに…
彼女は引け目を感じていませんでした。
その後、必要な準備を整え、めでたく生涯のお家へと旅立って行ったソフィー。
決して諦めず、いつも前向きに進み続けた彼女は、これからもたくさんの人々に希望を与えることでしょう。
(参照:LoveMeow)