ある日、米マサチューセッツ州にある動物保護団体「Odd Cat Sanctuary」に、地元の動物保護シェルターから1本の連絡が入ります。
聞けば、とある建設現場で顔が変形した野良猫が見つかったものの…
保護シェルターには彼女を助ける設備が整っていないため、お世話をお願いできないかとのこと。
創設者のタラさんは、2つ返事でその子を引き取ることを了承します。
鼻の穴がひとつしかない猫
トーストと名づけられた彼女は3歳ほどですが、体重はわずか2Kgちょっとしかありません。
染色体異常により鼻孔がひとつしか成形されず、生まれつき斜視でした。
外見は少しユニークですが、好奇心が強く素敵な個性の持ち主です。
よしよしと撫でると、すぐにご機嫌になります。
構ってもらいたいときには、頭突きしてくるんですよ。
なにかに集中しているときには、頭を横にひょいひょいと揺らす癖があります。
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安住の地を見つけて
新しい環境にもすぐに慣れ、快適で居心地の良い住処を満喫するトースト。
かつての屋外での厳しい野良猫暮らしは、もう過去のことです。
生涯に渡るケアを約束された彼女は…
たくさんのお友だちに囲まれ、これからも幸せな日々を送っていくことでしょう。
障害を抱えながらも懸命に生きる猫たちを支える人々に、心からの拍手を送ります。
(参照:LoveMeow)