米ミシガン州の路上で、病気に侵された1匹の野良猫が発見されました。
その出来事をFacebookで知ったカサンドラさんは…
いてもたってもいられず、恋人のブレイクさんとともに彼女を迎えにいきます。
心を開くまで
カサンドラさんと出会った野良猫は、非常に怯えていましたが…
同時に、見知らぬ人間から逃げ出すことも出来ないほどに衰弱していました。
助けなければならない、というだけではなく、助けてあげたい、と強く思ったんです。
カサンドラさんは、怯える彼女をお風呂に入れたのち、すぐに緊急病院へと連れて行きます。
パンダベア、と名付けられた子猫は、生後1年半ほどにして、体重が2.5ポンド(約1.1キログラム)ほどしかありませんでした。
また、その身体には虫が集っていた上、口の中もかなり荒れていたそうです。
そのせいで、歯茎や唇、舌の両端が炎症になっていたんです。
またパンダベアは…
カサンドラさんたちが自分の部屋へ来るたびに粗相をしてしまうほど、人間に怯えていました。
簡単には拭えない恐怖。
それでも、カサンドラさんは挫けずに、無償の愛情を注ぎ続けます。
そして、パンダベアを保護してから一ヶ月ほど経過した頃。
彼女はようやく心を開き、その家にやってきて初めて、のどを鳴らしてくれたのだとか。
それは、幾日にも及ぶカサンドラさんの努力が報われた瞬間でした。
ひとたび心を開いてからは、どんどんと甘えん坊に!
身体を撫でてもらったり、ブラッシングをされるのも大好きになったといいます(*´艸`*)
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生まれ変わった
やがて体重も7ポンドにまで増え、病気からも無事に回復。
歯が2本しかないために、常に舌を突き出したような表情になってしまいましたが…
それもまた、愛嬌ある個性の一つです。
ここまで懐いてくれたのは、本当に驚きですね。
何もかもに怯えていた野良猫から、愛される喜びを知った飼い猫へと変貌を遂げたパンダベア。
彼女の運命を変えてみせたカサンドラさんの献身に、心からの拍手を贈ります。