米フロリダ州の駐車場にて、カルメンさんは猫の鳴き声を耳にします。
どこから聞こえるのかと、音を辿ってトレーラーハウスの下を覗き込むと…
そこには、まだ小さな子猫の姿が。
どうやら右足が植物のツタか何かに絡まってしまい、その場から動けなくなってしまったようです。
救助活動
人間の姿に気付いた子猫は、まるで助けを求めるかのように、よりいっそう大きな声で鳴き始めました。
カルメンさんは子猫を救うため、地元の保護団体に連絡を取ります。
やがて、かなりの労力を必要としたものの、どうにか子猫の救助に成功。
そのままカルメンさんは小さな彼を連れて、動物病院に駆け込みました。
植物のツタが絡まっていたせいで、右前足に血流が行き渡らず、パンパンに腫れてしまっていたのです。
幸いにも、骨折などはしておらず、血流にも問題はありませんでした。
カルメンさんは、子猫にブルーという名前を与えて、自宅へと連れ帰ります。
お風呂に入れてもらい、ノミも取り除いてもらって、気分もかなりマシになった様子。
そしてカルメンさんの手厚い看護を受けるうちに、右手の腫れも少しずつ引いていきました。
時間はかかるけれど、元のまっすぐな形にちゃんと戻るみたい。
救助されてから数日後には、元気に遊び始めるように。
新しいおもちゃや、やわらかいもので遊ぶのがお気に入りだと言います。
けれども、何より大好きなのは…
やっぱり自分を助けてくれた、優しい保護者のカルメンさんに抱っこしてもらう時間。
まさに至福といった表情ですね(*´艸`*)
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安心安全な暮らし
その後、無事に「生涯の家」が見つかって、ブルーはカルメンさんのもとから引き取られていきました。
愛らしい子猫が、もう危ない目に遭うことはないでしょう。
安全で快適な屋内で、幸せに暮らしていって欲しいものです。