米カリフォルニア州で、路上をさ迷っていた5匹の子猫。
アニマルシェルターに連れてこられた彼らは、いずれも深刻な栄養失調を引き起こしており…
中でも、レイアと名付けられた子猫はところどころ毛が抜け落ち、肌が剥き出しになってしまっている状態でした。
頼れるお兄ちゃん
お兄ちゃん猫のチューバッカは、そんなか弱い妹を必死に守ろうとしていたそうです。
5匹の子猫をまとめて引き取った、里親のアシュリーさんによれば…
2匹の兄妹は、とても固い絆で結ばれていました。
よくお互いに寄り添い合って、毛づくろいをしてあげていましたね。
チューバッカは、レイアの傍にぴったりと寄り添って、片時も離れようとしません。
またレイアも、頼もしいお兄ちゃんの傍が落ち着くのか、その身体によく寄りかかっていました。
お気に入りの毛布でお昼寝するときは、レイアの体をぎゅっと抱きしめてあげるチューバッカ。
自分自身も落ち着くのか、よくのどを鳴らしていたといいます。
その後、アシュリーさんの徹夜もいとわない看病のおかげで、病弱だったレイアも少しずつ元気を取り戻していき…
健康な子猫として、立派に成長しました。
関連:2匹の子猫が、ガッチリと抱きしめて守っていたもの。それは彼らの「妹」だった
兄妹の絆
それから2ヶ月ほどが経ち、子猫たちが里親のもとを巣立っていく時が訪れます。
チューバッカとレイアは、本当に仲良しだったので…
2匹とも同じ家に引き取られればいいな、と思っていたんです。
なので、本当にその通りになった時は、とても嬉しかったですね。
新しい家では、キキとモチ、という名前を付けてもらった兄妹。
呼び方が変わっても、2匹の関係は変わりません。
これからも大好きな家族と、仲良く幸せに暮らしていってくれることでしょう。
(参照:Love Meow)