ある日、アメリカ・ミシガン州のペット用品店に、小さな子猫を抱いた10代の女の子2人が現れました。
2人の要望は「この子を引き取って欲しい」というもの。
お店のマネージャーは保護団体に連絡を取るよう勧めましたが…
30分後、スタッフが外で休憩を取っていると、どこからともなく鳴き声がします。
探しに行くと…そこには先ほど女の子たちが抱いていた子猫の姿がありました。
とても暑い日だったにも関わらず。
ブランケットに包まれてカートの中に置き去りにされていた彼は、助けを求めるかのように鳴き続けていたといいます。
子猫の保護
地元の保護団体「Ferndale Cat Shelter」に協力を求めると、責任者のディアンヌさんはすぐに駆けつけてくれました。
幸いにも預かりボランティアもすぐに見つかり、落ち着いた環境でケアが始まります。
5日もすると体重も増え始め、順調に元気を取り戻していった子猫は…
チヒロと名付けられて、魅力いっぱいに育っていきました。
甘えん坊の彼は抱っこされるのが大好き。
いつも家族の近くに居たがり、1人になるのを嫌がるのだとか。
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魅力いっぱいに
優しい人たちに支えられ、美しい猫へと変貌を遂げたチヒロ。
悲しい経験を忘れるほどの幸せに包まれて…
これからも愛嬌たっぷり、元気に育ってくれることを願っています。
(参照:LoveMeow)