ある日のこと。
アリゾナ州フェニックスに暮らすとある女性が、自宅の庭にあるレンガでできた敷石の間に、1匹の子猫が挟まっているのを発見しました。
女性はひとまず彼を家の中に入れ、ご飯をあげましたが…
翌日になっても母猫が現れないため、地元の愛護団体に保護を依頼します。
子猫は「ピコ」と名付けられ、団体代表のシェルビーさんが里親として面倒を見ることになりました。
小さなリーダー
体重が平均より少なく、100gほどしかないピコ。
24時間体制での看護が必要な彼に、シェルビーさん夫妻は交代でご飯を与え…
食後には、必ず抱きしめてあげたといいます。
さて、シェルビーさん宅にはピコとは別に、里子として7匹の子猫がいました。
「一人っ子のピコには、仲間がいると良いかもしれない」
そんな考えから、彼らと引き合わせてみると…
狙い通り、すぐに仲良くなって、みんな一緒に遊び始めます!(*´∀`)♪
中でもキューバー・マイクという名の一番大柄な子猫は、一番小さなピコを特に気に入った様子でした。
本当に可愛らしかった。
ピコも新しい仲間たちのことが大好きで、彼らの後をついて回ります。
傍に猫用の快適なベッドがあっても、彼は常にプラスチック製の計量ボウルで寝ちゃうの。
すっかり体重も増えて元気になった彼は、最年少でありながら、いつでもみんなの中心になりたがるそう。
寝る時は、子猫たちの真ん中を陣取っているわ。
時にはみんなの上に乗っかっていたりね(笑)
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嬉しい知らせ
やがて、嬉しい知らせが!
ピコとキューバー・マイクの仲良し2匹が、新しい飼い主のもと、一緒に暮らせることになったのです。
互いを想いあう「一人っ子チーム」は、これからも今まで以上に、その絆を深めあっていくに違いありません(*´∀`*)