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てんかんに苦しむ兄犬のため…新たに家族となった子猫は、自ら「SOS」を覚えた

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エマさんの愛犬・トビーは、突然脳神経が興奮状態になり、突発的な発作が起こってしまう「てんかん」を患っています。

 
そんな彼の病気が判明したのと時を同じくして…

 
エマさんは保護施設から生後11週間の子猫・ジンクスを家族に迎え入れました。

「兄」のためのSOS

顔を合わせるやいなや、すぐに仲良くなった2匹。

その姿は、まるで本物の兄弟のようです。

 
そして数日が経った頃から、驚くべきことが起こり始めます。

 
トビーがてんかんの発作を起こしそうになった時…

まるで「発作が起こりそうだ」と周囲へ知らせるように、ジンクスが彼の顔をなめるようになったのです。

 
おかげでエマさんは、非常事態の前にトビーが落ち着ける環境を整えられるようになりました。

 
加えてジンクスは、発作が起こった後もトビーのそばを離れようとせず、最低でも30分はなだめてくれるのだとか。

 
「家族の辛さを、少しでも和らげたい」

献身的な行動からは、そんな優しさがひしひしと伝わってきます。

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そばにいる限り

それから1年。

 
彼らの絆は以前にもまして、深く強く結ばれています。

 
病を抱えて生きていかなければならないトビー。

しかし、ジンクスとエマさんがそばにいてくれる限り…

 
彼はこれからもずっと、幸せな毎日を送れるに違いありません。

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