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駐屯中の兵士になついた地元の黒猫。「友達」で終わるはずの出会いは、やがて…

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兵士のジャスティンさんが黒猫のセーラムと出会ったのは、彼がルーマニアに駐屯していた時のことでした。

 
どこからともなく現れ、自分の後をついて回リ始めたので、試しに頭をなでてあげると…

気を良くしたのか、それから毎朝のようにジャスティンさんを待つようになったといいます。

 
やがて、膝の上やヘルメットの中が、セーラムのお昼寝の定位置に。

 
ホームシック気味のジャスティンさんにとって、その存在は次第に大きなものとなっていきました。

愛護団体からの援助

駐屯してまだ1ヶ月半。

それでもジャスティンさんは「なんとか彼をアメリカに連れて行けないか」と考え始めます。

 
そんなある日、地元の愛護団体の代表であるオアナさんが救いの手を差し伸べました。

セーラムを故郷を連れて行くにあたって、彼女があらゆる手助けをしてくれたんだ。

 
虐待されたり捨てられたりした猫や犬の健康状態を回復させ、新しい家族を探す活動を行なっているオアナさん。

不遇な動物に対するその熱意には、ジャスティンさんも感動したそう。

オアナさんほど熱心で立派な人に会ったことないよ。

ルーマニアは彼女のような人が増えるともっといい国になるんじゃないかな。

 
こうしてオアナさんの援助を受けること2ヶ月、ついにセーラムがアメリカの地を踏むことに。

 
ジャスティンさんの奥さんと先住猫・チェダーに温かく迎えられ…

さっそく新しいおもちゃも見つけました(*´∀`)♪

 
任務を終えて帰宅したジャスティンさんとも、無事に再会します。

家に帰るとセーラムはすぐに僕が誰なのかわかったみたいで、家中後をついてくるんだ。

彼はペットとしての新しい生活に、すぐに馴染んだようだね。

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幸せな日々

家族の一員としてすっかり溶け込んだセーラム。

家のキッチンは、彼の「王国」になりました(笑)

 
優しいパパとママに愛されて幸せいっぱいです。

 
国境を超えて結ばれた人と猫。

素敵なエピソードに、心がほっこり温かくなりました!

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