うち越さくら事務所@新潟 (@TomoniSaku2019)さんは先日、「日本人の死因」を巡って、こんなツイートを投稿しました。
「今の日本で餓死なんてあるわけない」と思う人もいるかもしれないが、餓死者がいることは統計でも確認される。2016年中に、「食糧の不足」が原因で死亡した者は15人と記録されている(厚労省『人口動態統計』)。#貧困問題https://t.co/BHDBPhuFjS
— うち越さくら事務所@新潟 (@TomoniSaku2019) 2019年6月30日
2016年で15人…!!
決して少ないとは言えない数字です。
すると、この呟きを見たLovelyBabyboo (@BabybooLovely)さんからも声が上がります。
私、表参道でお腹を空かせて倒れた若い男性を見たことありますよ。22時頃に信号待ちしてたらヘナヘナーと崩れ落ちて。横にいた女性が「誰か食べ物持ってませんか?3日食べてないそうです」って言いだして、みんな鞄の中からパンや飲み物出して集まってた。 https://t.co/LNinnbhG29
— LovelyBabyboo (@BabybooLovely) 2019年7月2日
私は何も持ってなくて。数人が鞄からさっと出したのでこんな時間に食べ物持ってる人いるんだと驚いた。あと、持ってたコンビニ袋を無言で置いて去ってく人もいた。
対応した女性がテキパキと「家ある?実家どこ?救急車呼ぶね」と対応してたけど、そういう業種の人だったかも。カッコよかった。
— LovelyBabyboo (@BabybooLovely) 2019年7月2日
この時は「誰か食べ物を」→「クリームパンあります」と、一人目が声を上げて応じる二人目が即座に出たから、連鎖反応的に次々人が集まった。一人目が出なかったら放置の可能性あったと思います。
最初の一人目になること、呼びかけに応じて近くに行くことは重要だと思いました。野次馬でもいいので
— LovelyBabyboo (@BabybooLovely) 2019年7月2日
あと、クリームパンの女性は「鞄に入れてたから潰れてる」、ペットボトルを出した男性は「飲みかけだけど」と、気にして新品が来たらそっちを飲ませようとした。
負い目に感じる必要一切ないと思うけど、こういう会話するから人が来るんだよね。会話重要。
かっこよかったです。みんなヒーローでした
— LovelyBabyboo (@BabybooLovely) 2019年7月2日
自分の住んでいる国に、餓えている人が確かに存在する。
つまり…「明日は我が身」の可能性も、我々が想像するほど低くはない、ということです。
この現状を、絶対に忘れてはなりませんね。
関連:救急搬送を遅延させた「スマホの野次馬」へ。警察の声明が胸に刺さる
ネットの反応
●今の日本の子どもは、7人に1人が貧困家庭です。給食が1日1回の食事となっている子も
●現実は貧困に悩む人々が「甘え」や「自己責任」として無視されてしまう事が殆どです。人間の心に優しさや思いやりなどないと考えてしまいます
●ここで世論が「たかが15人」に傾くか、「されど15人」に傾くかで日本の未来は大きく変わると思います。セーフティネットの充実を
ハッとさせられる一幕に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。