カナダ・オンタリオ州のジェシーさん宅に暮らす犬・ブリックベリー。
彼には自宅のゴミ捨て場を荒らされないように見張る、番犬としての役目が課せられていました。
しかし…
ジェシーさんのツイートによると、そんなブリックベリーが、とんでもない「大失敗」をやらかしてしまったといいます
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侵入者に吠えて蹴散らすこと。
簡単だろう?
でもクマは、「鹿の骨」でブリックベリーを買収することを学んだらしい。
この手口でゴミを荒らしたのは、これで3度目なんだ!
My idiot furry son has one job at night – bork at things and make them go away. Easy, right?
HOWEVER, a bear has learned that my furry son can be bought. This is the THIRD TIME he's been gifted deer bones in exchange for being allowed access to my trash, AND HE KEEPS DOING IT. pic.twitter.com/6NOKiFNLgm
— Jesse 'Wrote a goddamn BOOK' Jordan (@JesseNeon) 2019年5月8日
なんと彼は…
あろうことか敵であるクマから「賄賂」を受け取り、win-winの関係を築いていたというのです!
犯行現場は、このように悲惨な状態…。
今回の事件を伝えるツイートは、大きな話題を呼び…
1日でなんと35,000回以上もリツイートされてしまいました(笑)
ブリックベリーは番犬として失格でしたが、言うまでもなく、ジェシーさんにとっては変わらずとっても可愛い家族です。
マスチフ犬にビーグルが混ざった雑種で、最高の奴さ。
彼の母親は出産数日後に死んじゃったから、僕が育てた。
子どもに優しい。
言うまでもなく、クマにもね!
またジェシーさんいわく、犯人であるクロクマは「大型のアライグマみたいな存在で、狂犬病にかかっているとかじゃない限り襲ってこない。僕の犬は安全だよ」とのこと。
彼らは森林に住んでおり木の上に逃げることができるため、他の動物から身を守る必要がほとんどなかったゆえに、灰色クマや北極クマのように獰猛ではないそうです。
そのかわり、というべきか…非常に賢く平和的で、取引上手な一面があるのかもしれません( ;∀;)
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ネットの反応
●正しい選択だ。飼い主が鹿の骨を犬にあげてたら、その骨を守るためにクマに吠えていたはず。従業員にタダ働きさせちゃダメだね!
●少なくとも交渉してたわけだから…クマと犬の関係は歴史的には最悪だけど、これは異種同盟がうまくいったケースだわ
●ハニー・ハイストの戦術みたいだね!
※ハニー・ハイスト=オンラインRPGの一つ。プレイヤーはクマの犯罪者グループの一員として作戦を練り、はちみつを盗む
情けない姿が全世界に拡散されてしまったブリックベリーですが…
もしも次のチャンスがあれば、ぜひとも汚名返上するべく頑張ってほしいですね(*´艸`*)