アメリカ・テネシー州に暮らすアリエルさんは以前、「婚約指輪」をめぐる自身のエピソードをFacebookに投稿しました
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My husband doesn't have a lot, neither of us do. We scrape and scrape to pay bills and put food in our bellies, but…
切り詰めて切り詰めて、食べるものにも困るような生活を続けてきたけど、2年間も一緒にいて、もう待てないって思ったの。
そんな状況だったから、婚約指輪のことなんて考えてなかったわ。
私はただ、信頼できるこの人と結婚したかった。
だけど彼からしたら、そうはいかなかったみたい。
彼は、本当に身を削る想いで、お金を貯めてくれた。
人工ダイヤが添えられた、130ドル(約15000円)のシルバーリング。
左手の薬指につけているこの指輪を、私は本当に愛してるの。
これを買おうとしたとき、私たちが説明を受けている最中に、他の販売員の人がやってきて言ったわ。
「男性の中には、この指輪をフィアンセに渡す人たちもいるのよ。信じられる? 可哀そうよね」
その言葉を耳にして、彼の表情がひどく曇ったのを見た。
彼は私に対して、申し訳なく思ってたの。
私が前にかわいいと思って、Pinterestのカバー写真に使っていた、梨型の指輪を買うことができなかったから。
すでに失敗してしまったような顔で、彼は何度も私に尋ねてきたわ。
「本当にこれで幸せかい?」「本当にこれでいいのかい?」って。
高い指輪じゃないから、ピカピカの指輪じゃないから、私が結婚したくなくなるんじゃないかって、とても焦ってた。
昔の私だったら、その販売員を八つ裂きにしてたと思う。
でも、私も大人になった。
だから言ったの。
「重要なのは『どれを買うか』じゃないわ。『誰と買うか』よ」
私たちは、その指輪を購入して、お店を出た。
ええ。
たとえキャンディーでできた25セントの指輪でも、私はこの人と結婚してたわ。
いつから私たちの国は、「3000ドル(約34万円)以上のピッカピカの指輪を買って、周囲の人に認められることが、女性に真実の愛を示す唯一の手段だ」なんて考えがまかり通るほどに落ちぶれたのかしら。
たしかに、綺麗な指輪は素晴らしいわ。
もらったら感動するのは当たり前だし、それを選ぶ人を馬鹿にするつもりもない。
でも、いつからそれが全てになってしまったの?
それが愛そのものになってしまったのはなぜ?
私の夫は、宝石一粒が買えないから私に嫌われるんじゃないかって怖がっていた。
彼は、私の欲しい指輪が買えないから、彼に対する私の愛が冷めてしまうんじゃないかって怖がっていた。
そんな風に思わせる、世の中が悲しくてたまらなかった。
私は今、人生で一番幸せよ。
彼以外の誰とも、こんな時間は過ごせない。
私はここにいる。
裁判所で挙げた結婚式、130ドル(約15000円)の指輪、傍にいてくれる生涯の伴侶。
これ以上の幸せなんて、想像もつかないわ。
この投稿には、多くのユーザーから称賛のコメントが寄せられました。
●本当に、心から共感するわ
●あなたの指輪は、どんなダイヤモンドよりも輝いて見えるよ!
●男だけど、この投稿を見て決心がついた
「愛に値段はつけられない」と断言するアリエルさん。
Happy Turkey Day from the McRaes 🦃
女性の中にも、男性の中にも…
彼女の言葉に共感し、勇気づけられた方がたくさんいたに違いありません!