ある日、1歳10ヵ月のバクスレーちゃんは、誤ってコインを飲みこんでしまいました。
通報を受けた警察官のパトリック・レイさんが現場に到着したときには、すでに彼女の唇は紫色に変色し、意識がない状態…。
すぐに喉に詰まっていたコインを取り出しましたが、バクスレーちゃんの呼吸は回復しません。
彼女を救いたい。
自身も2人の子どもを持つレイ警官は、渾身の思いで心肺蘇生処置を続けます。
意識のないバクスレーちゃんの青い瞳が…
『私を助けるためにきてくれたのね』と訴えかけているかのように感じました。
そして
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祈りが通じました!
数分後、バクスレーちゃんは息を吹き返し、大声で泣き始めたのです。
レイ警官は後に表彰され、世間からも称賛の声を浴びました。
あのときのバクスレーちゃんの呼吸音は…
人生で耳にしてきた中で最も素晴らしい音でした。
それから1年…
順調に回復したバクスレーちゃんは、感謝の気持ちを込めて、レイ警官を2人っきりの「ティー・パーティー」に招待しました!
大切な思い出を残すため、お母さんはプロのカメラマンへ撮影を依頼。
笑顔がまぶしい!!
素敵な写真が、たくさん撮れましたね(*´▽`*)
バクスレーちゃんにとって、レイ警官は自身の命を救ったヒーロー。
しかし彼は、ちっとも得意げに振る舞うことなく語ります。
バクスレーちゃんが私に命を救ってもらえてラッキーだ、とみなさんおっしゃるのですが、それは違います。
バクスレーちゃんが学校に通って、結婚して、家庭を持って…。
そんな彼女のこれからの人生を、私は影ながら見守ることができるのです。
本当にラッキーなのは、私の方ですよ。
予期せぬ運命がもたらした出会い。
彼らの美しい絆は、これからも永遠に続いていくことでしょう(*´▽`*)