池っち店長(スタジオ池っち社長) (@ikettitencho)さんが投稿した、子ども向けアニメが直面している「大問題」をめぐる呟きに注目が集まっています。
凄い話。
この話がどれほどヤバいか理解できるかどうかは、その人の経済への理解度による。うちの幼い娘は妖怪ウォッチが大好きで毎日見ているが、妖怪ウォッチの玩具を買ってくれと言った事が無い。
地上波ではなく、ネット配信で見ており、玩具のCMが無いからだ。…終わりの始まりである。
— 池っち店長(スタジオ池っち社長) (@ikettitencho) 2018年12月22日
なるほど…!(((゚Д゚;)))
すなわち…
FF外から失礼します。
深夜に青ざめました。
割合までは存じませんが、アニメコンテンツはグッズの売上も含め収益が成り立っている。
逆に言えば、アニメのみでは儲からない。アニメはCM含めた製品の広告である。
つまりネット配信が中心になる
=ビジネスモデルの崩壊
=アニメを作る意味がなくなる— チッペナム (@chippenham0421) 2018年12月22日
ご理解頂けましたか。更に言うと、そもそもアニメの円盤も売れなくなるんですよ。配信で見れるから。アニメや特撮番組といった、キャラクターを売るビジネスモデルが、まず子供達に通じなくなり、それで育った人達は、そもそもキャラクターグッズを買うという文化、行動に馴染みがなくなり
続く— 池っち店長(スタジオ池っち社長) (@ikettitencho) 2018年12月22日
玩具だけでなく、キャラクターグッズそのものを買わなくなる可能性もあります。
さらにさらに、お気づきですか。ここ10年前後で、日本の玩具店は半数以下になっています。どの街にもあった「町のおもちゃ屋さん」が無くなっている。
つまり、玩具店そのものの存在を知らない子供も出てくるのです。— 池っち店長(スタジオ池っち社長) (@ikettitencho) 2018年12月22日
「好きなアニメのオモチャが売られている」こと自体を知らなければ、子どもも欲しがりようがありません。
加えてただでさえ少子化が叫ばれている現在においては、なおさら新しいビジネスモデルを見つけることが急務となってくる、というわけですね。
ネットの反応
●ウルトラマンの見逃し配信(YouTube)には、YouTubeの広告とは別に動画の一部として玩具のCMが流れたりしてるのですが、こういう理由からなんですね
●CM以外にも子どもがおもちゃの存在知る方法は幾らでもあると思うけど…
●社会環境が変わったってことに含まれるわけで、そしたらそこに対応して玩具の売り方を変えるとか、新規産業が生き残るとかするだけでは
深く考えさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。