いじめ、教師との不和、成績の不調。
学校で悩みを抱えている子どもたちにとって、本来最も頼もしい味方となるべきは、彼らの家族に違いありません。
なのに…
それは、ハコ[゚д゚]ノザキハコネ (@hakoiribox)さんが精神科を訪れたときのこと。
待合室で、とある母親のこんな怒声が聞こえてきたそうです
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薬をもらいに精神科に来てるんだけど、待合室でずっと「本人の希望、本人の希望ってなんですか!早く○○を学校に行ける子に治してって言ってるのに!」って泣きわめいて暴れてるお母さんがいて、すげえ地獄だなと思った。
— ハコ[゚д゚]ノザキハコネ (@hakoiribox) 2018年1月23日
「早く学校に行ける子に治して」
自身も追い詰められているとはいえ、なんとも胸が痛くなる言葉。
もとより「本人の希望」を顧みない環境が常態化しており、我が子の精神を蝕んだ可能性も十分に考えられますが…
いずれにしても来院したときのお母さんに、そのような自覚を持つ余裕はなかったのでしょう。
ネットの反応
●精神科に限らず、病院に行って治療さえすれば「故障」が「直せる」と思ってる人、増えたなぁという印象
●治療が必要なのはお母さんの方かもしれませんね
●病院の先生が言った言葉を思い出す。「人間は機械じゃないんだから」って。このお母さん、まるでものか何かを扱ってるみたい
●でもお母さんの気持ちもわかるよ…日本だと「普通」から外れちゃうと生きていくのがしんどくなるパターン多いからね
一歩間違えば、いちばん身近な存在が、いちばんの脅威になりうる。
本当の愛情とはなにか、深く考えさせられるエピソードでした。