表千家の茶道を習っているという、むすみ (@6703cube)さんが、「作法の由来」について、先生から教わった意外な事実を紹介してくれました!
茶道の先生「お点前さんは膝の上で手を重ねてはいけません。毒物を隠せるからです。茶碗をお出しする前に複数回清めるのも毒殺対策です。ところで、柄杓は柄が丈夫にできているでしょう。槍が襖を突き通してきたら反らせるようにです。お客様が手元に扇子を置くのも同じ理由です」
ぼく「武道だ」— むすみ (@6703cube) 2016年10月24日
一連の作法には、「毒を盛っていないことを証明する動作」も含まれていたとのこと!
しかも柄杓や扇子に至っては、武具の役目もあったというのですから、ますます驚きです…!
これには、茶道発展の歴史的な背景が大きく影響しているそう。
千利休が茶道を大成させたのは戦国〜安土桃山時代だったわけで、作法や道具の扱いの幾らかは由来を聞くと驚くほどサツバツとしている。茶道は武道。
— むすみ (@6703cube) 2016年10月24日
さらに、それを裏付けるような他の云われも続々と投稿されています。
私は「畳の縁を踏まないのは、隙間に剃刀の刃が仕込まれていたら足を負傷するから。足を負傷したら動けなくなり、捕縛される」「ふすまを開けたら、中に頭をつっこまずにお辞儀をすること。ふすまの陰に刺客が隠れていたら、頭をつっこんだ瞬間に首を落とされる」と、茶道の先生に習った。 https://t.co/fyDGxj8cc5
— 優 (@yuu_mom0622) 2016年10月24日
茶道の師匠からは「濃茶は苦いしドロドロしているから、毒を盛ってもわからない。仕覆に複雑な紐結びを施せば、第三者が毒を盛ったら気付く。正客に出す前に点前が銀の匙で抹茶の毒見する方法もある」と習った。銀の匙は、ヒ素とかなら化学反応を起こすから、毒見する前にわかるらしい。サバイバル。 https://t.co/8m7KR92CMG
— 鈴木まどか (@heikyoku) 2016年10月24日
茶入の蓋の内側に金箔が貼ってあるのは毒がついたら変色して分かるから、と教わりましたよ。 https://t.co/hUXa0mj8lB
— ノゾム (@1nz6) 2016年10月25日
物騒な乱世において、閉ざされた茶室に入ることは、それだけ命懸けだったのですね。
現代人が抱くイメージからは程遠い、茶道の知られざる「奥義」…とても勉強になりました!
- Twitterの反応
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なるほど。元々茶道は武士の嗜み、常に『戦(いくさ)』の延長線上で考えられているんだな。 https://t.co/QliTMyLAfV
— 狭山機動要塞司令 (@smf001zeke) 2016年10月25日
お点前さんとは、亭主(お茶を点てる人)のことでしょうかね?亭主はお点前の時には手を重ねてはいけないとは習いましたが、
お客人(お茶を頂く人)は手を重ねても大丈夫と習いました。
(ちなみに裏千家です) https://t.co/MiPPizQZSs— コツ子さん (@kotsukosan) 2016年10月25日
私のとこの先生が茶杓は刀と同じって言ってたのを思い出した。 https://t.co/LhH5xRucM5
— そう太@お茶の水トークショー (@souta_20) 2016年10月24日
お裏さんは存じないですが、表は完全に武家作法ですよ。武道ですらない。実践方式。 https://t.co/LrAEIy0bcT
— 件のポーラな本屋さん@Tosジェミナ鯖 (@KudannBooks) 2016年10月24日
食事時に左手で茶碗をもつ作法も「抜刀の予備動作とかしてませんよ」という意思表示らしいので向かい側に片手で食べてる人がいたらアンブッシュに警戒重点だ https://t.co/1cStZw8jA4
— John@「ハートブレイカー」の続き書け (@Jack_O_H_Nielse) 2016年10月24日