先日、天皇陛下が「生前退位」を望んでいらっしゃるという報道が、日本国内にとどまらず世界中を駆け抜けました。
その後、宮内庁は正式に報道内容を否定。そして、もし実際に退位されるとなった場合、法制度上、問題が生じうることも明らかになりつつあります。
「半裸の裁判官」として話題を集めた岡口基一 (@okaguchik)さんが、この問題に関する端的な解説を、Twitter上で紹介してくれました。
天皇の「生前退位論」は、憲法学においては、実はかつて重要な争点であった。 pic.twitter.com/bKQOhDtMNN
— 岡口基一 (@okaguchik) 2016年7月13日
つまりは…
つまり。
「天皇のなり手がいなくなったら困る」
「時の政権が勝手に天皇をすげ替え始めたら困る」
の二つの理由から、「その人が生きている限りは天皇位にはりつけ。死んだら自動的に次の人を死ぬまではりつけ」制になったという。
むごい制度だ https://t.co/PmP1NwvGHZ— KAMEI Nobutaka (@jinrui_nikki) 2016年7月14日
[ada]
日本テレビが報じたところによると「政府関係者は14日夜、憲法上の問題から『天皇陛下の生前退位は無理だ』と述べ、公務の負担軽減を軸に検討していくべきとの考えを示した。」とのこと。
いずれにしても国民は、ご高齢でいらっしゃる天皇陛下のご負担が、少しでも軽くなることを望んでいるはずです。
- Twitterの反応
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なるほど、退位の自由がokなら即位の自由もokなわけで、皇位継承を巡っての良からぬ派閥闘争が起きたり、あるいはこっそりと天皇をすげ替える策略も企てようと思えばできやすい環境になっちゃうわけだ。慎重に取り扱うべき案件ですね^_^; https://t.co/2OfrIMe0X7
— tanaka naoki (@loveamigos) 2016年7月14日
天皇生前退位の分かりやすい解説があったと思ったら、話題になったパンツ一丁裁判官だった。やっぱり有能なんだなこの人 https://t.co/TFvqIaHTRl
— tetsu (@metatetsu) 2016年7月13日
貼られている資料の中に出てくる一円一億(いちえんかずお)さんの名前に驚いて、内容が吹っ飛んだので3回読み直しました。 https://t.co/MekwwufI35
— マヒロ@8/3フォーク村DX (@mahiro0623) 2016年7月13日
成る程〜。簡単に自分の意思では退位もできないのが天皇なんだね。 https://t.co/lsw4XNzUnd
— koyama (@kouki_presso) 2016年7月13日
わかった!
天皇陛下も定年引退制度を作ればいいんだ!( •̀∀•́ )✧ https://t.co/0i9k70OcIN— 神近祐希 (@potti12345) 2016年7月14日
皇族の方々の自由意志で、天皇制が自然*消滅することがあるということかな…。元号どころの話ではないな……。*現代の価値観なら当たり前だと思うが、それも、許さない(許してもらえない)人達…。 https://t.co/j87BC8defz
— 鈴木 貴重 (@tasu_gbbp) 2016年7月15日