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カナダで大規模な山火事。避難するペットに航空会社がルールを曲げて神対応

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カナダ西部アルバータ州のフォートマクマレーで、今月1日から発生した大規模な山火事。空気が乾燥しているため、当初は、焼失面積が東京23区の3倍以上に当たる20万ヘクタールまで広がる恐れがあるといわれていました。

懸命の消火作業によって、焼失面積は16万ヘクタールに食い止められていますが、まだ完全鎮火までには数カ月かかるとのこと。カナダ経済にも、多大な損失を及ぼし続けています。

 
カナダ史上、最も被害額の大きい自然災害となってしまった今回の山火事では、8万人余りが避難生活を余儀なくされています。多くの方が車も失ってしまったため、遠くへ避難するには、ペットも含めて、飛行機で移動するしかありません。

通常、各航空会社の規則では、ペットはケージに入れて貨物室に乗せることになっています。ただ、突然の大規模な火災。多くの方々がペットを連れて着の身着のまま逃げ出すので精一杯でした。もちろん現在も、依然として家までケージを取りに帰れるような状況ではありません。

 
そのため、ウェストジェット航空とカナディアンノース航空は、大きな決断を下しました。平時の規則をまげ、飼い主とペットを飛行機の客室に同乗させることを認めたのです。

規則を守ることよりも、災難に遭って困っている人々とペットたちに少しでも安心して移動してもらうということを重視しての判断だったそうです。

 
座席に着くワンちゃん。首輪はつながっていますが、ケージに入ることなく、自由にしています。
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飼い主さんの足元なら落ち着くのでしょう。おとなしくうずくまっているワンちゃんたち。
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フライトは、人間にもペットにもとても快適のようです。
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この航空会社を利用した避難者のみなさんは、ペットとともに搭乗できたことを口々に感謝していたそうです。
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この猫ちゃんには、驚きのハプニングが!なんと飼い主さんが突然産気づいてしまったのです。
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飼い主さんの不在中は、航空会社のスタッフさんがこの猫ちゃんの面倒を見てくれていたのだそう。首には特別に発行された社員証が!

 
山火事で非常に恐ろしい思いをし、今後の生活に不安を抱える中、せめてペットと一緒に避難できたということは、飼い主さんたちにとってもペットたちにとっても、何より心強かったに違いありません。

この非常事態に、航空会社がとった柔軟で勇気ある決断に称賛の声が広がっています!
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一日も早く火事がおさまり、避難者とペットたちが、また平穏な日常生活を取り戻せることを心より祈らずにはいられません。

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